広島 痛恨4連敗で首位陥落 7月は1勝6敗と急失速 島内が誤算

 8回、2失点し降板を告げられベンチに下がる島内(撮影・市尻達拡)
 選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)
 9回、戦況を見つめる新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島3-5巨人」(9日、マツダスタジアム)

 広島が4連敗で6月7日から守ってきた首位から陥落した。4連敗は今季3度目。4カード連続でカード初戦を落とすことになり、7月は1勝6敗で急失速している。

 セットアッパー・島内が誤算だった。3-3の同点に追いついた直後の八回から登板。1死から吉川とヘルナンデスに連打されて二、三塁のピンチを迎えると、岡本和に勝ち越しの犠飛。さらに門脇にも適時打を食らい、イニングを完結できずに降板することになった。右腕は5敗目となった。

 先発・森下は7回6安打3失点、107球で降板。1点の援護を受けた直後の四回に岡本和に逆転の3ランを被弾した。これでマツダスタジアムでの連続無失点も39回でストップした。

 打線は三回に秋山の犠飛で4戦ぶりに先制することに成功。逆転された後も、六回に小園の内野安打の間に得点すると、七回は代打・上本が23打席ぶりの安打となる一時同点適時打を放って意地を見せた。

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