クラーベ引退式 戸崎圭も駆けつけた
東京ダービー、羽田盃など、重賞11勝を挙げた名牝・クラーベセクレタ(牝6歳)=船橋・川島正行厩舎=の引退式が19日、船橋競馬3日目の8R終了後に行われた。
17回騎乗して9勝した戸崎圭太が駆けつけ、東京ダービーのゼッケン「10」を着け本馬場に登場。ファンに最後の勇姿を見せた。その後、ウイナーズサークルでセレモニーが行われ、別れを惜しんだ。
川島行師は「いい子を産んでくれると思うし、その子が船橋に帰ってきてくれると思う」と語り、戸崎は「この馬と歩んだ道は、僕のいい経験になりました」と称えた。今週末に北海道安平町のノーザンファームに戻り、繁殖入りする。初年度の配合相手はスマートファルコン、ゴールドアリュールが候補に挙がっている。