ボクシング 穴口一輝さん訃報に対戦相手、堤聖也が追悼「戦えたことを誇りに思う」ファンからは「おふたりを心から尊敬」
ボクシングの堤聖也(角海老宝石)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。12月26日に対戦した穴口一輝選手(真正)が亡くなったことを受け、「戦えたことを誇りに思う。心よりご冥福をお祈りします」と追悼した。
穴口さんは有明アリーナでボクシングの日本バンタム級王座に挑戦。堤との試合後に右硬膜下血腫の緊急開頭手術を受けたが、意識が戻らず、今月2日に亡くなった。
試合は、序盤からスピードのある挑戦者が優勢に進めたが、強打の堤に4度のダウンを奪われて、判定で逆転負けを喫した。一歩も譲らぬ壮絶な打撃戦で、試合後は両選手に観客から大きな拍手が送られた。穴口選手は足がおぼつかない様子だったが、セコンドに抱えられるようにしながらも歩いて控室へ帰り、その後病院へ搬送された。
堤はリング上で抱き合う写真を投稿。ファンからは「素晴らしい試合でした」、「ゆっくり休んで下さい」、「お2人を心から尊敬します」などの声が寄せられている。