和歌山市の公園で、親子ら5人が20代の男女2人に暴行を加え、わいせつな行為をした疑いで逮捕された。
傷害と不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、和歌山市に住む24歳の男と51歳の母親ら5人だ。
■20代のカップルに暴行 全裸で土下座させた疑い
逮捕された男らはことし5月、和歌山市内の公園で知人の20代の男女2人に対し、腹部や顔面を蹴るなどの暴行を加えて、打撲など全治1週間のケガをさせたうえ、2人に全裸で土下座させるなどわいせつな行為をした疑いが持たれている。
警察によると、被害者の男女2人は交際していて、男とも知り合いだったということだ。
■息子が「からかわれた」ことへの報復 親子で友人集め暴行か
男が被害者の2人に以前「からかわれた」ことを母親に相談した際に、母親も怒り、からかわれた報復として親子で集めた3人の友人とともに合わせて5人で犯行に及んだとみられる。
■「殴ったけど、蹴っていない」容疑一部否認
この記事の画像(2枚)警察は被害者の男女2人から事件当日に被害届を受け、2人の話を聞いて男らを特定し、逮捕に至ったということだ。
男と母親は調べに対し、「殴ったけど、蹴っていない」などと話し、容疑を一部否認していている。警察は詳しい動機や当時の状況などを捜査している。