プレミア移籍の日本代表“株上昇”「超一流」「多才」 広がる英賛辞…デビュー「待ち切れない」
クリスタル・パレスに加入した鎌田大地、開幕前から現地メディアやファンを魅了
イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスに加入した日本代表MF鎌田大地は開幕前からすでに現地メディアやファンを魅了する存在となっているようだ。プレシーズンマッチでの活躍を受けて「ピッチ上で超一流」「すべてのタッチ、パスにクオリティーが溢れている」と称賛を集めている。
鎌田は今夏にセリエAのラツィオを退団し、フリーでクリスタル・パレスにやってきた。2018-19シーズンのUEFAヨーロッパリーグ制覇を経験したフランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナーと再会し、攻撃陣の中心として期待された。
そして、鎌田はプレシーズンマッチで早速その期待に応えるパフォーマンスを見せている。ここまでテストマッチで4試合連続先発起用され、クローリータウン戦(6-3)では初ゴールを記録。直近のウェストハム戦(3-1)では前線での素早い攻守の切り替えとボール奪取から決勝点の起点になるなどフル出場で勝利に貢献した。
英専門メディア「We Are Palace」は絶大な存在感を見せている鎌田について「ここまでのすべての試合、鎌田はピッチ上で超一流だ。それはウィル・ヒューズの隣でセントラルMFとして先発しても変わりはなかった。鎌田のすべてのタッチ、パスにクオリティーが溢れている。2週間後のプレミアリーグでのアクションを見るのが待ち切れない」と絶賛していた。
鎌田はグラスナー監督が主に採用する3-4-2-1のポジションでは2列目のシャドー、あるいは3列目の真ん中とフランクフルト時代と同じように起用されることが濃厚。「彼の多才さはすでにパレスに素晴らしい強みをもたらしている」とそのユーティリティー性のも高く評価されていた。
クリスタル・パレスは現地時間8月18日にブレントフォードとのアウェーマッチで新シーズンの開幕を迎える。すでにチームの中心として地位を固めつつあるなかで、背番号18を背負うMFは初挑戦のプレミアリーグでどのような活躍を見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)