ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

ヘタレイヤン コロナ陽性者に

コロナの第7波、BA.5が猛威を振るっていますね。

2022年7月23日、全国で初めてコロナの新規感染者が20万人を突破したという記念の日に、わしもその中に名を連ねました。ヘタレイヤン、めでたく陽性です。

実際に発症したのは21日だったのですが、2日後の23日になったのは、激増する感染者の波にもまれ発熱外来の予約がまったくとれず、この日にやっと診察してもらえたからです。(わしの自治体では電話予約しないで発熱外来へ直接行くことは禁止)。この経験から言えることは、きっと診察してもらえず新規感染者の数に入っていない発症者がたくさんいるんだろうな、ということです。

自治体の対応ですが、感染者の圧倒的な数に遅れぎみの対応でしたが、わしのいるところの自治体はそれなりに機能していました。

発症した21日、まったく発熱外来の予約が取れないので、どうしたものかと思って保健所に電話して相談してみると(なぜか保健所には比較的簡単につながった)、抗原検査キットの無料配布をしているからそれに申し込んだほうがいいと的確なアドバイスをくれました。さっそくネット経由で申し込んでみました。それはちゃんと発送されたようで無事に3日目の24日に届きました。その時にはすでに発熱外来が受けられていたので必要なくなっていましたが、発熱外来がまだ受けられていなかったら、これが頼りになったことでしょう。

発熱外来で陽性が確認された23日の次の日の24日には、保健所からマイハーシスのIDがちゃんと送られてきました。マイハーシスIDがもらえるとホテル療養の申込みができるので、たぶん無理だろうなと思いましたが申し込んでみました。すると、次の日の25日の夜8時ごろに電話がかかってきてホテル療養の準備ができた、というではありませんか。療養の部屋がすでにいっぱいと聞いていたので、びっくりです。

実は、わしは25日には平熱になり急速に元気になってきていたので(笑)、もうホテル療養は必要ないと断りましたが、でも自治体はきちんと機能しているんだとちょっと感動でした。担当者の方は夜遅くまで残業していて本当にご苦労さまです。

さて、25日に元気を取り戻したわしが、勤め先の会社に連絡してみると、自宅療養期間中でも症状に問題がなければ自宅からのテレワークであれば働いてもらっても構わない、というではありませんか。以前は症状が出ていなくても強制的に休みだったように記憶していたので、会社も柔軟な対応に変えたんだと思いました。

わしは別に仕事がしたいというわけでもありませんが、どうしても急ぎに片付けないといろんな人に迷惑がかかる案件があるので、自宅療養中ですが、本日26日から体調の様子をみながら、テレワークで働こうと思っているところです。(現在、26日の朝7時)。

今回の経験で、日本はデジタルではやっぱり遅れてはいる部分がそうとうあると思いました。例えば厚生労働省のマイハーシスのサイトも、スマホで表示させるとログインの入力画面がきちんと表示されない時があるのなど、ちょっと変(PCサイトの表示にするとちゃんと出てくる)。これだけ重要なサイトで、これまで国民からさんざん使われてきたはずなのにまだこんなバグが直っていないとはびっくりです。接触アプリのCocoaも、最初に使えない番号が送られてきたり(12時間後に別の使える番号が再送されてきた)、いろいろちょっと変。困ったことです。

自治体のサイトでも急激な感染者増加に対応できずに閉じているサイトもありました。(対応できなかったのは、途中でなぜか人間がいちいち確認の電話を入れるといった、人力が間に挟まっているへんてこなシステムだったから)。

とは言え、やはり電話とFAXのアナログの部分では、それなりに自治体はきとんと機能していたと思います。やっぱり日本は現場力の国なんだなあ、という認識を改めて思いましたね。

そういう現場力が強い日本は、なぜかデジタル化するときに人を間に挟む不思議な手順のシステムを作ってしまい、失敗するわけですが(笑)。

 

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