先週、新たに発売された端末はなし。各キャリアの新機種発表が相次いでいるが、ユーザーの端末購入動向に変化はあったのだろうか。
NTTドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン | ||||||||||||
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1 | → | P900i | → | A5503SA | ↑ | TK40 | ↑ | V602SH | |||||||
2 | → | N505iS | ↑ | A1402S II | → | TT31 | ↓ | V402SH | |||||||
3 | → | F672i | ↓ | W21SA | ↓ | TT32 | → | V601T | |||||||
4 | → | P505iS | ↑ | A5506T | ↑ | TS41 | ↑ | V101D | |||||||
5 | → | N900iS | ↑ | A5407CA | ↓ | TK40(*) | → | V401D | |||||||
6 | ↑ | SH900i | ↓ | A5405SA | → | TK41 | ↓ | V301SH | |||||||
7 | ↓ | N900i | ↓ | W21S | → | TK31 | ↓ | V302T | |||||||
8 | ↑ | SH505iS | ↓ | W21H | → | TK22 | ↑ | V401SA | |||||||
9 | ↓ | N506i | ↑ | W21K | → | TT41(*) | ↓ | V401T | |||||||
10 | → | P252iS | ↓ | A1402S | ↑ | TT41 | ↓ | V801SA | |||||||
(*)表記は「プリケーセット」対応端末 |
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています
ドコモは、上位陣が安泰。1〜5位が先週と同じで、6、7位と8、9位が入れ替わった。上位にいた「N900i」(右写真)が、やや調子を落としてきた。先週の6位から7位に落ちているが、ここで下げ止まれるか。
“プチプチとまと”などのネーミングで知られる「P252iS」は、カテゴリー的に今後発売される253iシリーズと重なりそうだが、今の順位を維持できるか。ちなみに、251iSシリーズやP252iSは1円で販売されるケースもあるようだ。
auは、「A1402S II」が引き続き順位を上げている。発売以来順調に順位を上げ、ついに2位まで来た。ちょうど1カ月前のランキングでは「1位・A5503SA」(左写真)「2位・A1402S」という順位で安定していたが、A1402S IIが見事にとって変わった印象。さらに上を目指せるか。
これに押し出されるかたちで、「W21SA」が1つランクダウン。「W21S」も先週の5位から7位まで下げた。もっとも、「W21K」は10位から1つランクアップして9位になっている。
ちなみにA1402Sは10位と、ぎりぎりでトップ10圏内に留まった。
ツーカーのランキングに異変があった。永らく「TT31」と「TT32」が1位、2位を分け合っていたが、ついに2機種と異なる端末がトップに。その端末の名は「TK40」だ。
これまで“2番手集団”につけていたが、ようやくトップに踊り出た。「プリケーセット」対応版のTK40も、先週から順位を下げたとはいえ5位につけている。
6位〜9位は変化なし。10位には、先週13位だった「TT41」(右写真)がトップ10に帰り咲きを果たした。
ボーダフォンのランキングも大きく変動した。かつてトップの座にたち、「V402SH」にその座を奪われていたハイエンド端末「V602SH」が首位の座を奪回した。
V402SHは2位。3位の「V601T」は、先週と変わらないままだ。
少し気になるのは、先週10位から4位に急上昇した「V101D」(左写真)。(2003年10月15日の記事参照)。“enjorno”端末といったほうが通りがいいかもしれない。プリペイド携帯がなぜ、ここにきて大幅にランクアップしたのか。来週以降にも注目したい。
今週、ドコモの253iシリーズの先陣を切って「D253i」が発売された。しかし、早速azzurro(青)とrosso(赤)が販売停止というトラブルに見舞われてしまった(10月1日の記事参照)。ランキングに顔を出せるか、注目だ。
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