米携帯電話事業者のAT&T Wirelessは10月5日、携帯電話から音楽を購入できるダウンロードサービス「mMode Music Store」を発表した。
このサービスは、同社が加入者向けに提供している「mMode」サービス経由で利用でき、携帯電話を使って75万曲のカタログの中から楽曲の検索、試聴、購入ができる。価格は1曲当たり99セント、アルバムは9.99ドルからと、Appleなどが提供する主要ダウンロードサービスと横並び。購入代金は毎月の携帯電話料金に自動的に加算される。
楽曲の購入を済ませたら、PCからサイトにアクセスして音楽をダウンロードする。ダウンロードした音楽はPC 1台とCD 1枚に記録できるほか、Windows Mediaに対応した携帯電話やデジタル音楽プレーヤーなど約70種類に転送が可能。サービス提供はLoudeyeが手掛けており、Microsoft Windows Media Audio 9 (WMA) とWindows Media Digital Rights Management (DRM)を利用している。
AT&T WirelessのmModeサービス担当副社長、サム・ホール氏は「自分が見つけた楽曲名をメモしておいて、あとで帰宅してコンピュータにダウンロードするまで待つ必要はもうなくなった。当社の携帯デジタル音楽ストアは便利で手軽なことに、移動中にデジタル音楽を探して購入することが可能だ」とコメントしている。
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