東芝初のWIN端末「W21T」は、着うたフルへの対応とBluetooth機能が特徴の折りたたみ端末。Bluetoothを搭載した東芝製携帯電話は「A5504T」(5月14日の記事参照)に続いて2モデル目となる。
ボディデザインは、「ポルシェのロードスターをイメージ」(説明員)。方向キーやダイヤルキー部分は車のインパネの雰囲気を出したという。
背面に直径14ミリのステレオツインスピーカーを装備、着うたフルを高音質に楽しめる。10月20日発売のORANGE RANGEの新曲 「花 (short size)」と、BoAの「ジュエルソング」がプリインストールされる。
バックグラウンドでメールの受信を行えるようになったのも特徴の1つ。「端末の操作中にも裏でメールを受信する」(説明員)。メールの着信はPICT行に表示され、サブメニューからメールにアクセス可能だ。また、着うたフルを聞きながら、Eメールの送受信も行えるという。
3Dグラフィックエンジン「T4G」を搭載し、プリインストールした3Dゲーム「セガラリー 1st Stage」などを迫力ある映像で楽しめる。TV出力ケーブルが付属し、TV画面でゲームを楽しむことができ、方向キーは「8方向の操作に対応」(説明員)。方向キー部分に取り付ける「ゲームポインタ」が付属し、ゲームの細かい操作も行いやすくした。
バッテリー容量は、1000mAh。着うたフルの連続再生時間は、イヤホンの場合が約8時間、スピーカーから音を出すと約6時間だ。
撮影した2枚の画像や、データフォルダに保存されている画像を利用して動きのある画像のように合成するモーフィングアプリ「変身! モーフィー」をプリインストール。W21T同士なら、モーフィングしたデータのやりとりも行える。
BluetoothのバージョンはA5504Tと同じ1.1だが、「OPP-Server」(オブジェクト・プッシュ・プロファイル)が追加されている(10月1日の記事参照)。A5504Tでは、画像やアドレス帳、スケジュールなどのデータは送信のみに対応していたが、W21Tでは受信も可能になった。
A5504T同様、PC連携機能に対応。付属の16MバイトminiSDカードには、国語/英和/和英辞書「辞スパ」を収録した。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | W21T |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚み) | 約50×99×26ミリ |
重さ | 約126グラム |
連続通話時間 | 約240分 |
連続待受時間 | 約300時間 |
カメラ | 有効130万画素CMOS |
外部メモリ | miniSDカード(16Mバイト同梱) |
メインディスプレイ | 約2.4インチ26万色表示(240×320ピクセル)のポリシリコンTFT液晶 |
サブディスプレイ | 約1.1インチ6万5000色表示(112×112ピクセル)のTFCC液晶 |
EZナビウォーク | ○(地磁気センサなし) |
着うたフル | ○ |
BREWデータフォルダ容量 | 約5Mバイト |
データフォルダ容量 | 約23Mバイト(または1000件) |
発売日 | 11月下旬 |
|
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.