セキュリティ企業のSecuniaは、Java 2 Micro Edition (J2ME) にバイトコード検証の脆弱性が存在するとのアドバイザリーを発行した。
これはアダム・ゴウディアック氏が指摘したもので、Java 2 Micro Edition (J2ME) に2種類の脆弱性が存在し、脆弱性があるシステムが、不正なアクセスにより悪用される可能性があるという。
この脆弱性は、KVM (Kilobyte Virtual Machine) のバイトコード検証コンポーネントにおいて、バイトコード検証が十分でないことに起因する。
脆弱性はNokia DCT4で報告されているが、他のデバイスにも影響するとアドバイザリーでは述べている。なお、ドコモのiアプリ、KDDIのezplus、ボーダフォン(旧J-フォン)のVアプリといったJavaアプリケーションはいずれもJ2MEをベースにしている。対応としてアドバイザリーでは、信頼できないJavaアプリケーションは走らせないこと、としている。(→詳細記事)
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