ソフトバンクモバイルのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「841P」は、ワンセグに対応したスタンダードモデル。端末価格を抑えて販売台数を伸ばしてきた「830P」や「831P」のコンセプトを継承し、高機能化を果たしながらもコスト削減によって価格は抑えられた端末になるという。発売は2010年2月以降を予定する。
低価格端末とは言いつつも外装には上質感があり、背面にはサブディスプレイがアクセントとなった光沢感のあるパネルが使われている。サイズは暫定で約50(幅)×108(高さ)×17.9(厚さ)ミリ、重さは暫定で約120グラムと、女性でも持ちやすいサイズと重さになっている。主なターゲットは30〜40代の男性ビジネスマンというが、女性も含めて幅広く使ってほしいとのことだ。
“P端末”ではお馴染みのワンタッチオープンボタンを含め、使いやすさを追求した19個の「ワンタッチ機能」を搭載している。好みの機能を設定することでワンタッチで起動できる「ボタンカスタマイズ」に対応し、最大で8つ機能をキーに割り当てられる。ダイアルキーは押しやすさに加え、文字の視認性にもこだわった。
メインディスプレイには約3.0インチのフルワイドQVGA(427×240ドット)TFT液晶を搭載し、ワンセグを縦画面でも横画面でも視聴できる。ワンセグ用アンテナは内蔵式だ。ワンセグの連続視聴時間は測定中だが、電池パックが従来機種よりも大容量な920mAhに変わっているので、視聴時間も長くなるものと予想される。連続通話時間/連続待受時間も、暫定値ながら3Gで約220分/約430時間、GSMで約240分/約340時間と従来モデルより伸びている。
オートフォーカス対応の有効約320万画素CMOSカメラを搭載。このほか、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」(GSM/W-CDMA)や、高速データ通信サービス「3Gハイスピード」、赤外線通信などに対応している。おサイフケータイやBluetooth、GPSには対応していない。
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