IS01ベースの「JN-DK01」。ボディカラーはブラウン
シャープは5月12日、KDDIから6月に発売予定のAndroidスマートフォン「IS01」をベースに、3G通信機能をなくしたAndroidアプリケーション開発者向けの専用端末「JN-DK01」の販売を開始した。販売はシャープの開発者向けサイト「SH Developers Square」でのみ行っており、価格は9万4800円。
JN-DK01は、Android標準のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用したAndroidアプリや、シャープが独自に拡張した赤外線通信やサブカメラなどを活用したAndroidアプリの開発、検証が可能なモデル。OSやドライバソフトウェアの書き換えもできる。開発したアプリはAndroidマーケットなどを通じて配布/販売が自由に行える。
なお、3Gの通信機能は持っておらず、通信はすべて無線LANで行う。また端末の仕様がIS01とは一部異なるため、搭載されているアプリケーションや利用できるAPIが一部異なる。
アプリケーション開発用の専用端末。
端末の発売に合わせ、SHARP SDK AddOn正式版も公開した。こちらも開発者向けサイトから入手できる。
KDDI、au向けスマートフォン「IS series」2機種を発表
auの新たなスマートフォン「IS series」2機種が登場。シャープ製のAndroid端末「IS01」と、東芝製のWindows phone「IS02」が、6月上旬以降に発売される。あわせて、IS seriesの新規契約者を対象に、2年間で最大2万6280円を割り引くキャンペーンも実施する。
5インチ液晶搭載のシャープ製Android“スマートブック”――「IS01」
au初のAndroid端末として登場するのが、シャープ製の「IS01」だ。5インチの大型液晶やQWERTYキーボードを搭載し、ノートPCのように利用できる操作性を目指した。「au one ナビウォーク」や「セカイカメラ」など、auならではのAndroidアプリにも対応している。
写真で解説する「IS01」(外観編)
5.0インチの大型ディスプレイとQWERTYキーボードを装備する、シャープ製のAndroid搭載スマートブック「IS01」。単体の写真からは分かりにくいが、一般的なケータイと比べてどの程度のサイズなのか。まずは外観をチェックした。
写真で解説する「IS01」(ソフトウェア編)
「IS01」は、ボディサイズやQWERTYキーボードが目を引くが、機能や使い勝手はどうか。ホーム画面やブラウザ、ワンセグ、カメラ、文字入力などを簡単にチェックした。
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