NTTドコモとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが、Android搭載スマートフォンの新機種「Xperia PLAY SO-01D」を発表。2011年10月中旬以降に予約を開始し、10〜11月に発売する。
Xperia PLAY SO-01Dは海外で発売されている「Xperia PLAY」のドコモ向けモデル。ゲーム操作に適したスライド式のボディが大きな特徴で、方向キー/△○×□キー/タッチパッド/L・Rキーなどゲーム操作に使うキーが搭載されている。スライドを開くとゲームに特化したホーム画面「ゲームランチャー」が現れ、ゲームの起動や検索、Android マーケットなどゲーム配信元へのアクセスが簡単に行える。SO-01D内にあるゲームにアクセスできるウィジェット「PlayStation pocket」も用意される。
ソニー・コンピュータエンタテインメントが提供するライセンスプログラム「PlayStation Certified」をサポートしており、「PlayStation Store」で初代プレイステーションなどのゲームをダウンロードしてXperia PLAYでプレイできる。SO-01Dには「クラッシュ・バンディクー」(日本語版)と「みんなのGolf 2」のショートカットが用意され、無料(通信料を除く)で遊べる。また、「ロコロコミッドナイトカーニバル」が後日無料ダウンロード提供される。決済方法は現在のところクレジットカードのみ。
日本語に対応し、△○×□キーに最適化された、Xperia PLAY専用ゲームも提供される。専用ゲームは「Asphalt 6」「Star Battalion」「Bruce Lee Dragon Warrior」がSO-01Dにプリインストールされるほか、Android マーケットや、GMOのゲームポータルサイト「Gゲー」などで40タイトルが配信される予定。もちろん、従来から配信されているAndroid向けゲームも利用できる。
PlayStation Store、ドコモマーケット、Android マーケットのほか、ソニー・エリクソンが勧めるゲームを紹介するポータルサイト「PlayNow Game」もオープンする予定。
OSはAndroid 2.3(2.3.4)、ボディカラーはBlack1色。CPUはQualcomm Snapdragon「MSM8255」(1GHz)。GPUは、高性能なグラフィック描写が可能なAdreno 205(245MHz)で、ステレオスピーカーも搭載する。バッテリー容量は1500mAh。ゲーム関連機能以外のUI(ユーザーインタフェース)は従来のXperiaシリーズとほぼ同じ。ソニエリ独自のミュージックプレーヤー、Timescape、メディアショートカット、DLNAなどを利用できる。日本語入力システムは「POBox Touch 4.3」を採用。Facebookと連携可能な「Facebook Inside」にも対応している。ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイは搭載していない。
機種名 | Xperia PLAY SO-01D |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約62×119×16.4ミリ |
重さ | 約175グラム |
OS | Android 2.3 |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8255(1GHz) |
GPU | Adreno 205(245MHz) |
連続通話時間 | GSM:450分、3G:340分 |
連続待受時間 | GSM:300時間、3G:480時間 |
アウトカメラ | 有効約510万画素CMOS/AF対応 |
インカメラ | 有効約30万画素CMOS |
内蔵メモリ | 最大400Mバイト |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶、1677万7216色 |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | spモード、電話帳バックアップ、GPS、ドコモ地図ナビ、iチャネル、ドコモマーケット、メロディコール、WORLD WING(3G+GSM)、エリアメール、eトリセツ、Bluetooth(2.1+EDR)、無線LAN、FOMAハイスピード(下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps)、テザリング(同時接続:最大5台) ほか |
ボディカラー | Black |
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