ラグジュアリーで独創的――Vivienne Westwoodスマホ　一夜限りのイベントでお披露目：特別な夜に、特別なスマホを

[豊田昌代，ITmedia]

　Vivienne Westwood（ヴィヴィアンウエストウッド）が11月29日、「Dressing UP」と題したファッションイベントを開催。その場でNTTドコモおよびシャープとのコラボレーションから生まれたAndroidスマートフォン「SH-01E Vivienne Westwood」を披露した。

　今回のイベントはヴィヴィアンの2012年秋冬〜2013年春夏のアクセサリーコレクションを紹介するもの。会場となった「綱町三井倶楽部」は西洋建築史に名を残す傑作としても知られる建物で、ルネサンス様式を基調とした宮殿造りの館内にバッグや財布、時計、そしてスマートフォンなどが展示されていた。歴史ある建築様式にヴィヴィアンのアヴァンギャルドなデザイン・世界観が映えた。

　会場内にはSH-01E Vivienne Westwood専用の展示室が設けられ、招待客はソファでくつろぎながら新しいスマホのデザインや操作性を楽しんだ。展示室はダイニングルームがモチーフとなっており、シンプルなプレートの上にメインディッシュのように置かれたカモフラージュ柄のスマートフォンが目を引いた。

　SH-01E Vivienne Westwoodの背面には、ヴィヴィアンのブランドアイコンである「ORB（オーブ）」がカモフラージュプリントされており、手にしたときに派手すぎないゴージャスさが感じられる。16種類のオリジナル壁紙と、「しゃべってキャラ」に採用されたヴィヴィアンのオリジナルキャラクター「SATYR（サタイア）」に、手にした招待客からは「かわいい！」「欲しい！」という声が上がっていた。

　ダンスフロアではヴィヴィアンの新作を身につけたダンサーが、セクシーなダンスでアクセサリーをアピールし、「SH-01E Vivienne Westwood」もちらりとお披露目された。招待客の多くはファッション業界の関係者やモデルで、ヴィヴィアン初のスマートフォンとのコラボ商品に注目が集まった。

　SH-01E Vivienne Westwoodは、12月8日から3万台限定で発売予定。11月30日から事前予約を受け付け中だ。