米Appleが6月8日(現地時間)、WWDC 2015で発表した次期モバイルOS「iOS 9」では、Android端末からのデータや設定の移行を簡単にするためのアプリ「Move to iOS」が利用できるようになる。
同アプリは基調講演では触れられなかったが、iOS 9のプレビューページで紹介されている。
説明によると、このアプリを移行元のAndroid端末と移行先のiOS端末の両方にインストールすると、Android端末で使っていた連絡先、メッセージ履歴、カメラで撮影した写真と動画、ブラウザのブックマーク、メールアカウント、カレンダー、壁紙、DRMフリーの音楽と書籍を無線でiOS端末に転送できるという。
また、FacebookやTwitterなどの無料公式アプリを使っている場合は、同じアプリのiOS版をApp Storeからダウンロードするよう促される。有料アプリの場合は、iTunesのウィッシュリストに追加される。
同アプリは、Android向けは米GoogleのGoogle Playで、iOS向けはAppleのApp StoreでそれぞれiOS 9のリリースされる今秋に登場する見込み。
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