2014年、au回線を使用したMVNOとして注目を浴びたmineo(マイネオ)。関西電力系列の通信事業者「ケイ・オプティコム」が運営しているサービスです。
今年9月からは、au・ドコモ両方の回線を提供するなど、群雄割拠のMVNO市場において次々に新しい施策を発表して注目を集めています。
今回は、mineoが運営しているブログメディア「マイネ王(β版)」(以下、マイネ王)を紹介したいと思います。
マイネ王は、一つのサイトに3つコーナー共存しています。
サイトは自社以外の広告が挟まれておらず、非常にシンプル。初めてみた場合でもすぐに目的地へ辿り着けそうです。王国通信では、mineoからのお知らせから面白ネタまで多岐に渡るコンテンツを用意。
真面目な内容の代表格が「お申込み受付の処理状況」。王国通信ではmineoのあらゆる「イマ」を知ることができます。オフィシャルにだされる「お知らせ」よりもライトな感じで親しみやすく感じました。
面白系の記事も用意されており、限られた予算の中で作り手が創意工夫を作成。恐らくそうした姿勢に「親近感」を抱くのではないでしょうか。その証拠にコンテンツには多くのコメントが書き込まれています。
王国教室では、ユーザーが質問を投げかけると、他のユーザーが回答してくれるQ&Aシステム。
MVNOを初めて使う方で「サポートが不安」という方は多いはず。こうした不安をユーザー同士のやりとりで払拭できる「場」を作り、上手に機能させています。「APNの設定が上手くいかない」「この機種で使えますか?」など、MVNOを使う前に気になるであろうQ&Aが多く上がっており、これから契約を考えている方にも勉強になることでしょう。
王国広場は、ユーザーが気軽に意見を書き込める掲示板。サイトの性質上、モバイル・スマホ・MVNOネタになっています。
特にMVNO情報は流れも早く、次々と話題が飛び出します。SIM通でも解説記事をお届けしておりますが、ユーザー目線での会話も合わせてチェックすると面白いかもしれません。
MVNOは経営規模などからも、MNO(ドコモ・au・SoftBank)などのように、派手な広告や、町中にショップを建てることが難しいと言われています。そうなると、限られた予算・人員の中でファンを作り、育んでいく必要があります。マイネ王は、真面目な話から面白ネタまで、幅広いコンテンツでユーザーとの距離を近づけています。皆様も何かを選択する時に、「値段は高いけど、好きだからこれ選ぼう」といった経験はないでしょうか?
(文:モバイルプリンス)
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