GALAXY S5 ACTIVEは落下時にバッテリーカバーが外れやすいという特性があり、衝撃そのもので壊れなくても、内部がむき出しになって無防備になり、バッテリーを紛失するという恐れがあった。そしてストラップホールがない、キャップレス防水ではない(これはGALAXY S5も同様)など、タフネスモデルとしてあと一歩という声があったのも事実だ。
この3点は開発側も認識していたそうで、Galaxy Active neoの開発時に改善したとのこと。クリアする試験項目が増えたことも心強いが、指摘されていた不満点を解消してきたのはうれしい限りだ。
タフネス度が増したGalaxy Active neoだが、約4.5型ディスプレイのため片手でも快適に使えるコンパクトさも魅力だ。デザインもゴツさは少なく、物理式のホーム/戻る/履歴キーや好みのアプリを一発で起動できるアクティブキーは普段使いでも便利だろう。カラーバリエーションもベーシックな白と黒の2系統で、白いモデルにさりげなくカモフラージュ柄を取り入れて“らしさ”を演出したという。
カジュアルに使えるサイズとデザインに、本格派のタフネスさを兼ね備えたGalaxy Active neo。スペックがミドルクラス相当のため、「PREMIUM 4G」(LTE-Advanced)に対応しないなど最新のサービスに対応していない点もある。メインカメラも800万画素と、フラッグシップやハイスペックモデルが欲しい場合には選択肢から外れるかもしれない。
その分、販売価格は「タフネスモデルとしてはかなりお手頃になる」(説明員)とのことで、「気兼ねなくスマホを使いたい」「安くてとにかく壊れない1台が欲しい」というニーズに応える1台といえる。
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