MMD研究所は、10月26日に「2015年4月〜9月スマートフォン購入に関する定点調査」の結果を発表した。
本調査の対象は、2015年4月〜2015年9月にスマートフォンを購入した15歳以上の男女490人。これによると、購入したスマートフォンのOSは「iOS」が46.9%、「Android」が53.1%となり、2014年10月の調査と比べAndroidが6.8ポイント増となった。
現在利用しているスマートフォンを購入した理由について聞くと、iOSは「好きなブランドの後継機種」が45.7%、Androidは「店頭で触って」が48.8%で最も多い。満足度の高い項目は「画面の大きさ」の41.6%、「端末の大きさ」の34.1%、「画質の良さ」の33.5%なった一方、前年同期と比べると全体的に満足度がやや低下していることが分かった。
以下、リリースの本文です。
2015年4月〜9月スマートフォン購入に関する定点調査
2015年4月〜2015年9月スマートフォン購入者のうち、53.1%がAndroid端末を購入
2015年4月〜2015年9月の期間にスマートフォンを購入した15歳以上の男女(N=490)を対象に、購入したスマートフォンのOSについて聞いたところ「iOS」が46.9%、「Android」が53.1%という結果となった。2014年10月に同様の調査した結果と比較するとAndroidが6.8ポイント増えていることがわかった。
続いて、スマートフォン購入した時期を聞いたところ2015年4月〜8月はAndroidがiOSを上回り、9月はiOSがAndroidを上回る結果となった。
スマートフォンを購入した理由、iPhoneは「好きなブランドの後継機種」 Android端末は「店頭で触って」が約半数で、最も多い
2015年4月〜9月にiPhoneを購入した人(N=230)とAndroid端末を購入した人(N=260)に、現在利用しているスマートフォンを購入した理由(複数回答)を聞いたところ、iOSで最も多かった回答は「好きなブランドの後継機種だから」で45.7%、次いで「店頭で触って」が32.2%となった。Androidでは「店頭で触って」が48.8%と最も多く、次いで「キャンペーン(料金のお得さ)」が24.2%となり、OS別で購入した理由が異なることがわかった。
2015年4月〜2015年9月のスマートフォン購入者のうち前年同期と比較すると満足度が低下
2015年4月〜9月にiPhoneを購入した人(N=230)とAndroid端末を購入した人(N=260)に、現在利用している端末の満足度を聞いたところ、満足度が最も高かった項目は「画面の大きさ」で41.6%、次いで、「端末の大きさ」が34.1%、「画質の良さ」が33.5%となり、昨年と比較すると全ての項目において満足度がやや低下していることがわかった。
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