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「Galaxy Active neo」ってどんなスマホ? →コンクリを砕き、洗濯機から生還します動画でチェック(1/2 ページ)

コンパクトサイズ+物理キーで普段使いでも便利。ミドルクラスなスペックがちょっと残念なドコモの本気タフネススマホのデモを見てきた。

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 NTTドコモが11月上旬に発売する予定の「Galaxy Active neo SC-01H」(サムスン電子製)は、防水/防じん/耐衝撃に加え、温度耐久や塩水耐性などMIL規格(米国防総省の物資調達規格)の21項目をクリアした本格派のタフネスモデルだ。

Galaxy Active neo SC-01H
「Galaxy Active neo SC-01H」
Galaxy Active neo SC-01H
カラーはCamo White、Solid Blackの2色

 ドコモは2014年冬モデルで「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」という耐衝撃スマートフォンをリリースしており、Galaxy Active neoはそれに続く機種。しかし基本スペックやラインアップ内の位置付けが少々異なっており、単純に後継機種とはいえない面がある。

photo
「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」

 まずGALAXY S5 ACTIVEはその名の通り「GALAXY S5」から派生したバリエーションモデルで、5.1型フルHD有機ELとSnapdragon 800「MSM8974」(2.5GHz、4コア)プロセッサ、1600万画素のメインカメラと、現在でもハイスペックと言えるスペックだ。一方のGalaxy Active neoは、4.5型ワイドVGAのTFT液晶にSnapdragon 810「MSM8916」(1.2GHz、4コア)、800万画素メインカメラと、基本スペックではミドルクラスにとどまっている。

Galaxy Active neo SC-01HGalaxy Active neo SC-01H ディスプレイは4.5型液晶で片手でも使いやすいコンパクトなモデル。タフネスモデルによくある“いかつさ”も抑えめ
Galaxy Active neo SC-01H
左側面に、設定アプリを一発起動させるアクティブキーとボリュームキーを備えた。
Galaxy Active neo SC-01H
右側面に電源キー。
Galaxy Active neo SC-01H
ホーム/戻る/履歴キーは物理式
Galaxy Active neo SC-01H
背面のカメラ回り
Galaxy Active neo SC-01H
上面にイヤフォンジャック
Galaxy Active neo SC-01H
底面のMicro USB端子もキャップレス防水
「Galaxy Active neo」と「GALAXY S5 ACTIVE」のスペック比較
機種名 Galaxy Active neo SC-01H GALAXY S5 ACTIVE SC-02G
メーカー サムスン電子
OS Android 5.1 Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8916/1.2GHz 4コア Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.5GHz 4コア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約4.5型フルワイドVGA TFT液晶 約5.1型 フルHDスーパーAMOLED(有機EL)
解像度 854×480ピクセル 1080×1920ピクセル
連続通話時間 LTE:約740分、3G:約580分、GSM:約620分 LTE:1020分、3G:約1020分、GSM:約770分
連続待受時間 LTE:約490時間、3G:約580時間、GSM:約490時間 LTE:約450時間、3G:約570時間、GSM:約460時間
バッテリー容量 2200mAh 2800mAh
メインカメラ 有効約800万画素CMOS 有効約1600万画素CMOS
インカメラ 有効約200万画素CMOS 有効約210万画素CMOS
ボディカラー Camo White、Solid Black Camo Green、Titanium Gray
サイズ 約70(幅)×133(高さ)×10.1(奥行き)ミリ 約74(幅)×145(高さ)×9.2(奥行き)ミリ
重量 約154グラム 約171グラム

 ただタフネスさについては、GALAXY S5 ACTIVEがMIL規格(MIL-STD-810G)の18項目をクリアするのに対し、Galaxy Active neoは前述の通り21項目とさらに3つの試験に準拠した。その内容はさらに厳しい粉じん環境下でのテスト2項目と、温度差がある状態で太陽光にさらされるという1項目。加えてメーカーの独自規格として、1.5メートルの高さからコンクリート面に落下させる、2トン/平方メートルの面過重をかける、水深1メートルの海水に30分間浸すなど、メーカー独自の4項目も通過した。

 本格的なアウトドア環境はもちろんのこと、道路にスマホを落としてしまったり、お尻のポケットに入れたまま座ってしまったりなど、日常でもありがちなスマホを壊すリスクへの安心感が増している。ディスプレイパネルについてはGorilla Glass 4を採用して、よりキズが付きにくく、割れにくくなった。

Galaxy Active neo SC-01HGalaxy Active neo SC-01H 1.5メートルの高さからコンクリート面に落下させても壊れないタフさ
「Galaxy Active neo」と「GALAXY S5 ACTIVE」のタフネスさ比較
規格種別 Galaxy Active neo SC-01H GALAXY S5 ACTIVE SC-02G
IEC/旧JIS 防水(IPX5/7)
防じん(IP6X)
MIL-STD-810G 落下
浸漬
粉じん(6g/m2/1dayの粉じん環境で連続72時間試験)
粉じん(風速8.9m/s、濃度10g/m3の粉じん環境で連続6時間試験)
風じん
塩水噴霧
湿度
太陽光照射(連続20時間の日射試験)
太陽光照射(+49度の温度差を与えながら対日射を繰り返す試験)
振動
雨滴
風雨
氷・低温雨
熱衝撃(-20〜50度)
高温保管(63度固定)
高温保管(30〜60度)
高温動作(71度固定)
高温動作(32〜49度)
低温動作(-51度固定)
低圧保管
低圧動作
メーカー独自 耐衝撃(落下)
耐荷重
耐海水
高湿度(お風呂)
Galaxy Active neo SC-01HGalaxy Active neo SC-01H 「GALAXY S5 ACTIVE」は18項目(写真=左)、「Galaxy Active neo」は21項目のMIL規格をクリアする(写真=右) 出典:サムスン電子ジャパン
Galaxy Active neo SC-01H
さらに「Galaxy Active neo」はメーカー独自の規格もクリアした 出典:サムスン電子ジャパン

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