米Googleは5月30日(現地時間)、Android/iOS版VRツアーアプリ「Expeditions」をアップデートし、これまで教育機関向けパイロットプログラムとして提供してきた「AR Expeditions」を利用できるようにしたと発表した。GoogleのARCoreおよび米AppleのARKitに対応するスマートフォンで利用できる。
Expeditions向けには既に800以上のVRコンテンツと100以上のARコンテンツがあり、ARCore/ARKitとExpeditionsをインストールした端末で体験できる。
見たいコンテンツをタップすると表示するオブジェクトがダウンロードされるので、完了したら右上のキューブ型のアイコンをタップし、指示に従ってオブジェクトを画面の任意の位置に配置する。
筆者の端末はかなり古い「Nexus 5X」だからなのか、なぜかカメラの映像が天地逆になってしまった。それでも「Exploring the Soloar System」というコンテンツで地球や太陽を部屋に置き、周りを回って見ることができた。
Googleによると、昨年5月にスタートしたAR Expeditionsのパイロットプログラムでは100万人以上の生徒がARを教室で体験したという。同社は公式ブログで「ARにより、机の上に置いた心臓が鼓動して血液を循環させる動きを生徒に見せることができる」という教師の言葉を紹介している。
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