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米上院議員、また原爆正当化 「イスラエルも何でもすべき」

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米共和党のグラム上院議員=3月18日、キーウ(キエフ)(AFP時事)

米共和党のグラム上院議員=3月18日、キーウ(キエフ)(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党の重鎮グラム上院議員は12日、NBCテレビの番組に出演し、広島と長崎への原爆投下を改めて正当化した。その上でイスラエルへの弾薬輸送を一部停止したバイデン大統領を批判し、「われわれが広島、長崎に原爆を投下して戦争を終わらせたように、イスラエルもユダヤ人国家として生き残るために必要なことは何でもすべきだ」と主張した。

原爆投下「戦争止めた」 米国防長官、議会で見解

 グラム氏は番組で原爆投下を「正しい決断だった」と強調。司会者から米軍が戦後、民間人犠牲者を最小限に抑えるために(精密誘導兵器などの)技術開発を進めたことを指摘されると、「くだらない」と切り捨てた。

 グラム氏は8日の上院歳出委員会の小委員会でも、広島、長崎への原爆投下を例示し、オースティン国防長官らにイスラエルへの弾薬供与を訴えた。日本政府はこれを受け、グラム氏の事務所に申し入れをしていた。

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