アメリカ入国の鬱陶しさ
来月は、修行を絡め 北米、東~西海岸...周遊旅を予定しています。しかし 他の国と比べ、少し面倒な入国審査。コロナ以降 女性の単独入国は 別室送りになるケースが稀にある...なんて話も聞くが、ハナサクの場合 特にやましい事もないし 質問事項も知れてるので、正確には 入国審査に掛かる所要時間が 鬱陶しいのかもしれない。
早ければ すんなり20分も掛からず入国できる事もあれば~混み合う時間等は2時間近く掛かった事もあるし、その前後の予定を詰めれないので…予定が組み辛い。乗り継ぎが失敗するケースの原因にもなる懸念事項。
シンガポールやマレーシアでも自動化ゲートで運用してるし、ロンドン ヒースロー等でも 日本パスポートですと 自動化ゲート (e-Gate) が利用出来ます。
これらの国の最新システムに慣れてしまうと…アメリカ入国が煩わしくなる。
ホントに...同盟国と思ってんのか~?!😤(ア! ショクミンチ シハイコク...ダッケ?^^;)
現状は「ESTA」が主流
一般の方の大半は こちらの「ESTA」入国が大半ではないでしょうか。
電子渡航認証システム(でんしとこうにんしょうシステム、英語: Electronic System for Travel Authorization、略称:ESTA)ビザ免除プログラム。
電子渡航認証システムとは「ビザ免除プログラム」を利用し、米国への渡航者の適格性を判定し、その渡航が危険なものでなく安全である事を確認するための自動化システムです。ESTA申請が終了した時点で、ビザ免除プログラム渡航者は同プログラムを利用して米国に渡航する適格性が判定されます。
(VWP) 参加国から船舶または航空機でアメリカ合衆国へ入国・通過する者に対し、米国出入国カードをアメリカ合衆国へ渡航およびアメリカ合衆国を経由して他国へ渡航する前に ウェブサイトで電子申請することを義務付けるもの。
ESTA有効期限の確認方法
ESTAの有効期限は2年。現在はアプリでも申請可。申請料21ドル。
ハナサクも鎖国明けの2023年に 再申請していますので あと残り期限1年。
もし...はっきりと判らない場合はコチラのESTA申請サイトにアクセスし、確認したい申請者の氏名、生年月日、パスポート番号、パスポート発行国を入力すれば 正確な期限が確認できます。もしESTA期限前にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもってESTAも無効になります。
Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
Global Entry (グローバルエントリー)
入国時に ほぼ フリーパスで通過できる方法も一応あります。
グローバルエントリーはCBPが運営する事前認証 済みの危険度が低い渡航者の航空機による米国入 国を促進するリスクベースでの取り組みです。 このプログラムは米国市民、米国籍所持者、米国永 住者、または他の特定国の市民が利用出来ます。 申請者はCBP職員による厳格な 身元調査と面接を受けます。
2023年7月末より、日本国籍者もグローバルエントリーを利用できるようになりました。旅行者は入国検査の列に並ぶ必要が省略されるプログラムで、申請の際には厳格な 身元調査「面接」を受ける必要があり、「登録」の際には 100ドルが必要となります。 有効期間は5年。
年に数回「渡米」される方であれば「100ドル支払えば あの煩わしい入国審査をショートカット出来る?」と思われるでしょうが「厳格な身元調査」や「英語での個別面接」等を考えると、通常の旅行者には かなりハードルが高くなります。
MPC モバイルアプリ
こちらが 今回のテーマとなります。MPCは、アメリカ国境警備局(CBP、Customs and Border Protection)が提供するモバイルアプリです。このアプリを通して審査前に旅行情報や個人情報を事前に提出すると、入国審査時にMPC専用レーンを利用出来て 待ち時間が 大幅に短縮出来ます。 パスポート提示や入国審査は通常通りとなりますが 素早いアクセスが可能となります。
利用方法も至って簡単で無料。但し全員が利用できる訳では無い。もし利用条件に当てはまっているのであれば、利用しない手はないだろう。
Mobile Passport Control アプリを使用し、いくつかの標準的な質問に答えると、QRコードが届きます。このコードを使用すると、税関国境警備局(CPB)の別の列に並ぶことができます。待ち時間が大幅に短縮される仕組み。
米国内主要空港から 10年程前から 段階的に導入が始まり、以前は米国民が対象のサービスでしたが、2024年現在、ESTA入国の日本人も利用可能となりました。
メリット
- 無料
- 米国内の主要空港が対象
- 長蛇の列を避け MPC専用レーン利用
- 入国検査時間が大幅短縮
デメリット
MPC (モバイル パスポート コントロール) 実践編
今回の記事は、来月渡米するハナサクの備忘録も兼ねて 実践してみます。
作業としては「渡航前の準備編」と「現地空港 到着後編」に分かれます。
出発前の準備編
全ての設定を、現地空港に着陸→降機して 入国検査までの間にしても大丈夫なのでしょうが、少しでも時間短縮の為、設定出来るところまで進めてみましょう。
アプリを開くと、一通りの案内や説明がありますので「Next」⇒「Let’s Go」へ
まずは「New Submission (新規登録)」から開始⇒入国方法では「Air plain (飛行機)」か「Cruise ship (船)」かを選択します。飛行機の場合は到着空港の選択をします。
アプリダウンロード後は まず渡航者登録がされていない状態ですので、新規に登録を進めます。パスポート選択では 日本人の場合は「Visa Waiver Program Passport」を選択し、氏名の入力、これらのデータを次回用に 保存しておく場合は「✔」をチェックし 4桁のパスワード設定します。
まず情報取扱に関しての同意を求められますので「agree」からスタート。ココから事前申告の内容「Q&A」に入って行きます。
- question1:何か販売する商品も持ち込むか?
- question2:1万ドルを超える通過を持ち込むか?
- question3:免税品の持ち込みはあるか?
- question4:青果、果物、植物、肉製品等の持ち込みはあるか?
- question5:家畜に触れたり 近づいたりしたか?
- question6:ウイルス、細胞類等を持ち込むか?
すべての回答の確認ページで 相違が無ければ「次」へ。
「What is your purpose of travel?(旅の目的)」の問いでは「WB (ビジネス)」「WT (観光)」をどちらか選択します。最終保存確認ページで「✔」チェックを入れ「Save CBP Form」で、保存が終われば 渡航前の準備編は全て終了です。
渡航前 準備のおさらい
MPCアプリをダウンロード
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プロフィール作成
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入国する空港を選択
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Q1~Q6の選択回答
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申請内容を保存
※続きは現地空港に到着後の作業となります。
現地空港 到着後編
現地に到着し 降機時 MPCアプリを開くと「あなたは目的の空港に到着しましたか?」と問われますので、到着しましたら 「Yes,Submit Now」と進みます。
お次は「顔を撮影」する様 求められますので 指示に従います。
これで、登録は すべて終了となります。画像上に「残り有効時間」が表示されます。有効期限は4時間となりますので 到着してからで丁度良いでしょう。
後は「Mobile Passport Control」もしくは「MPC」のレーンに進めばOK!
現地空港へ到着した後の作業 おさらい
MPCアプリを開く
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顔写真撮影
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View Receipt Details 確認
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MPC専用レーンに並ぶ
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入国審査
MPCアプリで アメリカ入国審査 時間短縮 まとめ
今回ご紹介の「MPC」は、グローバルエントリーと違い、あくまで長蛇の列をショートカットを出来るだけで、入国審査等は 通常とほぼ変わらないと思います。
何しに?どこに泊まる?何日滞在?帰りのチケットは?誰と来た?現地に知り合いは?...これらの中から、2~3尋ねられるだけだと思います。
ご注意点としまして、ESTA入国2回目以降∼である事。また現地についてアプリで入力する必要がありますので wi-Fiが使える場合もあるでしょうが、出来ればe‐SIM等の準備を整えておくと安心です。写真入力後の有効時間は4時間となっていますので、この点はしっかりご理解の程を。もし検査官に何かMPCについて尋ねられたら、スマホのアプリ画面を見せる方が速いかも。
到着後の作業では、MPCレーンの番号が記されたり、QRコードが出たりする様ですが、この辺は、渡航先の到着空港によって 多少違いがある様です。
グローバルエントリーは有料で100ドル必要...年1~2程度の旅行者には ちょっとハードルが高いけど、今回のMPCアプリ設定に関しては、ESTAが2回目以降であれば...申請はすべて無料ですので メリットのみだと思います。多少不安があっても、ダメ元でチャレンジする価値はあると思います。
渡米予定のある方…ご参考に。
ANA 国際線・国内線 同時タイムセール
今回は、ANAの国内線・国際線タイムセール 同時販売です。
販売期間はともに
2024年6月14日(金)0:00~6月20日(木)23:59
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搭乗期間
- ハワイ線:2024年7月1日~2025年2月28日
- アメリカ・カナダ線:2024年9月1日~2024年11月30日
- パース線:2024年10月27日~2024年12月20日
- 東南アジア・インド・シドニー・香港線:2024年8月12日~2024年11月30日
- 中国線:2024年8月19日~2024年11月30日
シンガポール航空 乱気流事故の補償額にビックリ😱
シンガポール航空は先月のロンドン発シンガポール行きの旅客機 乱気流 事故について、負傷者への補償案を6月11日に発表しました。
軽傷者1人あたり1万ドル(約157万円)を払うと説明。重傷を負った乗客には、「当面のニーズに対応するため2万5千ドル(約393万円)を前払い」したうえで、「個別の状況」に対応するため、さらに話し合うとした。凄い提示額に…驚き。
正月に起きたJALの火災事故の方は 不可抗力とは言え、見舞金として1人当たり10万円、荷物の弁済金として10万円の「計20万円」だったと思うのだが、SQ便と違い 死者は居なかったにせよ、補償額の差に…考えさせられえるものがある🤔
全員、荷物を置いて、客室乗務員の指示に従い、手ぶらで脱出したので 死者を出さずに済んだのだが、時期がお正月なだけに おめかしして高級ブランドバック等 置いて逃げた乗客も…きっと沢山いらっしゃった事だろう。
そんな代物弁済考えると、見舞金+弁済金で20万は…ちと寂しい気がする。逆にシンガポール航空は「死亡事故0件」が謳い文句だっただけに、原因が乱気流であっても 今回の補償提示額は 並々ならぬ「威信回復」の表れだと思う。凄い額だ。
昨年から、2024年の航空事故は示唆していましたが、これ以上増えない事を願う。
アメックスのホテルオファーが激アツ!
久々にアメックスのホテルオファーが…勢揃い!
これに伴い、今後の予定...再考の余地が生じてきました~🤔
先着エントリー制のものが多いので…ご自身のオファーを要チェックです♪
今日は…この辺で。
では、また~~。。。