セクシー小泉進次郎氏が炎上している。自身がぶちあげた自民総裁選の目玉公約について「解雇規制見直しは解雇を促進しない」と意味不明の言い訳をはじめたため。ネットでは「前言撤回が早すぎる」「言葉が軽すぎる」「やっぱり知的レベルが低い」など非難囂々だ。
小泉進次郎氏、立候補からわずか4日で大炎上
「1週間ももたないだと…!?」自民党総裁選で、元環境大臣の小泉進次郎候補(43)を担いでいる黒幕のお歴々は、今頃そんなふうに頭を抱えているのではないか。
進次郎氏が総裁選への立候補を表明したのは今月6日のこと。自分が新総裁になった暁には1年以内に3つの改革を必ずやりきると会見で派手にぶちあげた。
その公約の目玉が、父・純一郎氏の「聖域なき構造改革」の字面をパクった「聖域なき規制改革」だ。正社員の解雇規制見直しや労働時間規制の緩和、年収106万以下の厚生年金強制加入が謳われ、要するに「サラリーマン世帯はもっと悪条件で長時間キリキリ働け」という超ブラックな内容。ロクに社会で苦労した経験もない世襲のボンボンが、早期の衆院解散総選挙を主張しながら多くの有権者を煽っていくスタイルは大いに注目を集めた。
ところが進次郎氏が、その舌も乾かない10日になって「解雇規制見直しが解雇を促進するとの指摘は全く当たらない」と釈明したことで雰囲気が一変。1年以内に改革をやりきるどころか開店前に店じまいをはじめる知的レベルの低さに、SNSやネット掲示板では批判の声が相次ぐ状況となった。
《えぇ……さすがにそれは前言撤回が早すぎでは?》
《どういうことだよw じゃあ何のために解雇規制を見直すんだよ》
《しょせんは親の七光り。父上より頭が悪いのに父上の物真似をするからこうなる》
《何を言いたいのか理解できんが、安倍さんリスペクトかな?》
《ここで「募ってはいるが募集はしていない」構文は勝つ気ないだろ…》
《私の公約を誤解した国民が悪い…ってコト!!?》
《進次郎のバックは菅義偉、「指摘は当たらない」はガースーの十八番な》
《やっぱり知的レベル低いやん、自分の意志皆無だし》
《森喜朗に怒られたらしいな。あやつり人形のボクは悪くないもんってか》
《個人的には賛同しないが、解雇規制を撤廃したいならその主張を貫けよ。政治家としての言葉が軽すぎる、ホント情けない男だよ》
《進次郎ファン、全員バカですw》
「小泉進次郎=古い自民党そのもの」という事実がバレバレに
この炎上騒ぎを、ネットメディア編集デスクは次のように説明する。
「時系列でみると、(1)進次郎氏が解雇規制撤廃に言及 ⇒ (2)森喜朗元首相が激オコ ⇒ (3)「解雇規制の見直しは解雇を促進しない」と謎釈明…という流れになります。もとより、世襲でアタマ空っぽの進次郎氏に政策立案能力はなく、森喜朗元首相・菅義偉元首相という“後ろ盾の老害”や、足りない知能を補う“最高のチーム”に操られているのは明白でした。でも、さすがに今回の言い訳はカッコ悪すぎて、多くの国民が幻滅したようですね。進次郎氏の言葉が“軽い”のは、もともと自分で考えた公約ではないぶん、いとも簡単に撤回してしまうのが原因でしょう。そうでなければ、あんな釈明を恥ずかしげもなくできるわけがありません。それでも進次郎氏は、応援団のメディアがなんとか上手く編集して報じてくれると高を括っているフシがあります」(ネットメディア編集デスク)
森元首相にしても、国民生活を心配して進次郎氏を叱りつけたわけではないだろう。今そんな言い方をしたら我が党が選挙で負けてしまうじゃないか、という自己保身にちがいない。このような体たらくでは、“党の顔”だけを進次郎氏にすげかえて、偽りの“刷新感”を演出し、衆院解散総選挙に打って出るという自民党のプランに狂いが生じるのではないか?