石破茂新総理、ナザレンコ氏をウクライナに強制送還も?保守本流によるカルト放逐に高まる期待感、外国人スパイの帰化・自民入党ふせげ

2024.09.30
by 東山ドレミ
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高市早苗氏の自民総裁選敗北にショックを受けたウクライナ出身の政治評論家、アンドリー・ナザレンコ氏が、日本への帰化と自民党への入党を画策している。一方、石破茂新総理が本気を出せば、不良外国人を本国に強制送還することは十分に可能だ。

石破総理 最大の弱点は「ネット人気のなさ」

自民党「保守本流」の石破茂新総裁(67)が、総理就任早々にも、ウクライナ国籍のエセ保守評論家アンドリー・ナザレンコ氏(29)を、本国に“強制送還”するのではとの観測が広がっている。

石破氏は10月1日の臨時国会で、正式に第102代内閣総理大臣に選出される予定。10月15日公示、27日投開票のスケジュールで、衆院解散・総選挙に踏み切る方針だ。

注目の党役員・閣僚人事は反高市、反安倍色が強いが、一方で副総裁に菅義偉氏、最高顧問に麻生太郎氏が名を連ねており「刷新感はない」の声も。経済、株価、外交、防衛など取り組むべき課題は多い。

「石破さんは毀誉褒貶あるものの、ひさびさに“まともに日本語が通じる”総理ということは言えそうです。抱える課題は多くても、野党との論戦に関して大きな不安はないのでは。それよりも、ネット上での評判がすこぶる悪いのが問題でしょう。SNSなどで拡散される、デマや誹謗中傷の“飽和攻撃”に、石破さんは思いのほか弱いんですよ」(政界ウォッチャー)

故・安倍元首相を「国賊」と批判し、国葬儀を欠席した村上誠一郎氏を総務大臣に起用するなど、反安倍色が強い内閣人事を打ち出した石破氏。ただ、その反動で、決して少なくないネット民から、「石破はパヨク(サヨク)」「石破は媚中」「石破は中国のスパイ」といった批判を浴びている。

「彼らの多くは安倍さんや高市さんの“信者”で、ネット工作に組織的に動員されているとみられます。石破さんの政治思想は、アジア版NATO、核シェアリング、日米地位協定見直し、憲法改正など、良くも悪くも保守ど真ん中のものばかり。歴史的にみても自民党保守本流の系譜にあたり、“サヨク”という指摘は間違っています。にもかかわらず、高市信者に言わせれば“石破はサヨク”になってしまう。このような、自分と敵対する相手は全員左翼である、とする白黒二元的な思考は非常にカルト的で、旧統一教会系の過去の工作と共通点があります」(前出の政界ウォッチャー)

実現するか?ナザレンコ氏「強制送還」なら人気アップは確実

ただ、薄氷の勝利で自民党総裁の座に就いた石破氏は、細心の配慮が求められる立場だ。解散・総選挙前に党内分裂を避けながら、高市信者のデマや“誹謗中傷”だけを封じ込めるのは思いのほかむずかしい。

そこで、水面下で囁かれている“ウルトラC”が、SNSで怪しげな情報の一大発信基地となっている、エセ保守評論家のアンドリー・ナザレンコ氏を本国に強制送還するプランだという。

「祖国の徴兵から逃げ回り、安全な日本で戦争を煽る謎のウクライナ人。あることないことをSNSで吹聴しながら、旧統一教会系団体や自衛隊でも講演ビジネスをしている、極めて怪しい人物――それがナザレンコです。ネットでは『はだしのゲンの町内会長のような人間』として超党派的に嫌われていますが、保守本流の石破さんからみても決して相容れない相手でしょう。このナザレンコを、スパイ容疑などでウクライナに強制送還すれば、エセ保守界隈に強い牽制が効きますし、多くの有権者が笑顔になるのは間違いない。野党支持の中道左派層まで自民党に取り込める可能性すら出てくるとあって、にわかに注目を集めているんですよ」(前出の政界ウォッチャー)

ナザレンコ氏の本国強制送還は、本人以外は誰も損をしない“三方よし”プランということか。同氏の疑惑に関しては、5月21日付記事「徴兵逃れだけじゃない…ってコト!? ウクライナ芸人ナザレンコが嫌われる7の理由」で詳しくご紹介した。

そんなナザレンコ氏、町内会長ならではの嗅覚で自らの危機を察知したのだろうか。総裁選の結果が出た直後に、「(日本に)帰化したら直ちに自民党に入党する」という驚きのプランを披露した。どういうことなのか?

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