♪ 酒をのもうと 生きよと死のと あんたなんかの 知らぬこと ♪ 『裏町酒場』歌・西田佐知子
気温も上がり、グビグビの季節が巡ってきました。
なんたって、グビグビは気の合う人、好きな人と。
そして美味しい料理もね。
呑んでくっちゃべって笑って、また呑んで食ってダベッてグルグルグルグル、回る回るよ何もかも、いつまでもどこまでも。
*$+!%#;&@
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What a wonderful world ♪
で、今、何時?
えー、もうそんな時間? シンジランナイー。
よーし、もう一軒行こか?
それも今は昔の大昔。
加齢なる今宵はキッチンで、ひとり、ガスコンロの炎を見つめながら、グビ、グビッ、始まりましたぁぁあああーーー。
しみじみ飲めば しみじみと~ ♪
ちょっとー、アンタ、大丈夫?
なんで夕飯まで待てないの?
うーん、この独酌気分、わかんねーだろうな。
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姉は寝酒派、夕飯時には呑みません。夕飯時は、食べるだけですから、食べ終わるのも早い。
で、さっさと食器なんか片付けられると、私は落ち着かないのです。
年寄りのささやかな愉しみ、たったの350㎖を、ゆっくり味わいたいのです。
だもんでね、キッチンがいいわけ、おあつらえ向きの椅子もありますの。
もうすぐ料理出来上がる、そのタイミングを見計らって、ひとりで。
そんな私を見て姉が笑いながら、
「大丈夫? キッチン〇〇〇〇ー」
私は、ぜーんぜん可笑しくありませんけど。
しかしね、悲しいかな、もう、それ以上呑めませんのよ。
350㎖でお腹いっぱいになっちゃって、もう苦しくてね、昨夜なんか寝るまでムカムカしてました。
だったら今夜はやめればいいものを、また、懲りずにキッチンで。そうしましたら飲食後に胃が痛み出しましてね、ああ、今も痛い。
こうして年寄りのささやかな愉しみも、加齢によって、ひとーつ、ふたーつと去って行くのです、カナシイー、サビシイー。
しかし350で、いっぱいいっぱいとは、これでは、依存もできやしません。
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