一度食べたら忘れられない!奈良『おダシと銀しゃり 中華そば 蒼し』の出汁香るラーメンとこだわりのご飯 - 奈良ラーメン探検隊がゆく
ラーメン好きの奈良新聞社員で結成した「奈良ラーメン探検隊」。7月18日、オープンしたラーメンの新店「おダシと銀しゃり 中華そば 蒼し」(奈良県大和高田市神楽2丁目)のプレオープンに伺いました。訪れたきっかけは、店名に並ぶ「ダシ」「銀しゃり」の“パワーワード”。食して納得、ラーメンとご飯の往復が止まらないっ。お腹を空かせて、訪れてみては?(報告、奈良ラーメン探検隊・隊員T)
奈良県大和高田市神楽に新店
ナチュラルな木目を生かした和モダンな店構えに、洗練された白地ののれん。店内はカウンター10席、テーブル2卓8席あり、移動スペースをゆったり確保されています。幼児椅子を備え、ベビーカーの子連れや車イス移動の人など、誰でも心地よく過ごせそうな店内です。
支払いは現金のみ。入口にある自動販売機で食券を購入し、店員に渡します。
おだしと銀しゃりのマリアージュ
同店の看板メニューは、おだしにこだわったラーメンと、秋田県産「あきたこまち」を浸水からこだわり炊き上げた「銀しゃり」。
いただいたのは、「熟成醤油の淡麗中華そば」(880円)と銀しゃりご飯(150円)。豚肩ロースのレアチャーシューは低温調理でとろけるおいしさでした。醤油をかけ炙った豚バラチャーシューは、香ばしさが格別。スープは熟成再仕込み醤油の奥深い味わいに、国産鶏、カツオ、煮干しから抽出した本格的なおだしのコクが合わさり、白ご飯との相性は抜群。全粒粉低加水麺は小麦の香りがしっかり伝わり、力強いスープに負けない存在感でした。
カウンターやテーブルには薬味も充実。スープにカツオ節や昆布酢を加え、だしの変化を楽しめます。個人的には、銀しゃりのお供として備えられたシソ風味の「自家製なめ茸」はハマるおいしさでした。
他にも「魚介薫る貝ダシ汐そば」(880円)は女性スタッフに大人気とか。「とろとろ豚角煮」(銀しゃりとセットで500円、1日15食限定)や厳選卵と銀しゃりを食す「究極のTKG」(300円)など、魅力的なメニューに再訪を誓ったのでした。
ジュエリー企業がもてなすラーメン店
同店の運営会社で宝飾店を県内で展開する「エレガンスヨシダ」の嶋岡祐司部長(33)は、「ホテルのような居心地のよさ、洗練された空間を目指した。一杯のラーメンを通して、ジュエリーのお客様にも満足していただけるおもてなしを提供したい」と語っておられました。「おダシと銀しゃり 中華そば 蒼し」は、同社がプロデュース会社と協働し、出店した初めての飲食店です。(価格はすべて税込み)
取材後、どうしても「魚介薫る貝ダシ汐そば」を食べたくなり、開店2日目の夜に家族で再訪しました。店前には20~30人の行列ができ、お腹を空かせ我慢できない息子に負けて並ぶのを断念。
そして開店3日目の夜。暑い中、息子も頑張って約1時間並び(ゲーム機は必携)、ようやく入店。私は念願の「魚介薫る貝ダシ汐そば」とTKGをチョイスし、魚介風味の澄んだおダシとTKGの組み合わせも最高でした。小学2年生の息子は「熟成醤油の鰹昆布水つけそば」をペロリ。夫は「熟成醤油の淡麗中華そば」と鶏茶漬けを選択。鶏茶漬けはラーメンのおダシを使う食べ方で、新たな発見がありました。再訪日も残念ながら、豚角煮は売り切れ・・。次は豚角煮を狙って早めの時間に訪れたいと思いました。
(文・写真 奈良ラーメン探検隊隊員T)
店舗情報
<店舗名>
おダシと銀しゃり 中華そば 蒼し
<住所>
奈良県大和高田市神楽2丁目13の40
<電話>
0745(51)2585
<営業時間>
午前11時~午後3時
午後5時~午後10時
(ラストオーダー閉店30分前)
<定休日>
年中無休
<駐車場有無>
店舗近くに12台
<公式SNS>
訪問メモ
【注文方法】
食券購入
【支払方法】
クレジットカードや電子決済=不可。現金のみ
【メニュー】
熟成醤油の淡麗中華そば 880円、銀しゃりご飯 150円など
【店舗メモ】
●座席数 カウンター10席、テーブル2卓8席
●車イス、ベビーカー=入店可
●子ども椅子=あり
奈良ラーメン探検隊
【隊員T】
中南和エリア担当記者。小学2年生の息子はラーメン店のお子様セットがお気に入りです。
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