【アナハイム(米カリフォルニア州)4日(日本時間5日)=久保賢吾、斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、レギュラーシーズン最後のエンゼルス戦で3試合ぶりに無安打に終わった。チームも大敗し、2位パドレスとの差は4・5ゲームに縮まった。古巣との今季4試合は2勝2敗のタイ。エンゼルスタジアムでの自身通算100号は、来シーズン以降に持ち越された。

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大谷が、エンゼルス戦の試合前練習でブルペン入りし、座った捕手に右肘の手術後最多の15球を投げた。最速は92マイル(約148キロ)で、ツーシームも交えた。投球後はエンゼルスのブルペン捕手、スタッフらと笑顔で談笑する姿も見られた。8月31日(日本時間9月1日)のダイヤモンドバックス戦の試合前練習では、初めて捕手が座った状態で10球投げたが、さらにステップアップした。