大学日本代表がオランダに勝利し、オープニングラウンドを全勝で準決勝進出を決めた。19日、決勝進出をかけ、オープニングラウンド4位の台湾と対戦する。

前半、一気に畳みかけた。初回、二死一、三塁から国学院大・柳舘憲吾内野手(4年=日大三)が先制の右前適時打。なおも二死一、二塁から法大・松下歩叶内野手(3年=桐蔭学園)のレフト線を破る適時打で、この回2点を挙げた。2回にも、1死二、三塁から3連打で3点を挙げ試合を優位に進めた。

大量5点の援護を受けた先発の今秋のドラフト候補に挙がる最速153キロ右腕、日体大・寺西成騎投手(4年=星稜)は6回を投げ9安打されながらも再三、併殺打でピンチを切り抜けるなど、粘り強く投げきり1点に抑え、後ろにつなげた。