DeNAは延長11回、表に1点を勝ち越されるも、その裏に2点を取って逆転サヨナラで6連勝を収めた。
試合後の三浦大輔監督(50)の一問一答は次の通り。
-今の気持ちは?
そうですね、もう全員が気持ちで勝った試合だと思います。
-11回、牧が同点打。自らの失策もあり「絶対にやり返してやる」という思いがあり、塁上で感情を出した
もちろん、頭に残っちゃってね。自分がミスしたっていうのがね、あった中でのああいう展開でね、追いつかれて、ひっくり返されてっていうところでも、みんながね、つないであの場面を作った中での打席でしたから。気持ちで打ったと思います。はい。気持ちでね、食らいついて、無我夢中で打ったヒットだと思います。
-牧が発したスローガン「勝ち切る覚悟」。ああいう姿が連勝につながっているのでは?
キャプテンとしてね、牧がああいう形で引っ張ってくれてますし、牧だけでじゃなく他の選手たちもね、みんなが本当に同じ思いで、みんながつないでつないでやってくれた勝利だと思いますし。それは野手だけじゃなく、投手もね、取られた後、なんとか次の打者をと、途中からいったピッチャーもね、投手もみんなが必死に自分のできることをやってくれると思いますし。
出たメンバー、出てなかったメンバーもしっかりとね、準備してどこでも行けるようにやってくれてましたし。いつも言ってるように、本当に全員が同じ気持ちで戦えてると思います。グラウンドでプレーしてる選手だけじゃなく、それもスタンドのファンの方もそうですね。最後までね。11回か。逆転されて、全然そんな空気感を、まだいけるっていう空気感を作ってくれましたし。いい雰囲気の中で戦わせてもらってます。
-森原の回またぎは9回終わった時点で判断した?
9回、見ながらですね。球数もそうですし、もう全員が森原、そのつもりでチェンジしてベンチ、戻ってきてくれましたし。もうみんなが、今まで1イニング限定とかっていうわけじゃなく、みんながどういう状況でも行ってくれますし。ブルペン陣もね、出なかった、残ったピッチャーもしっかりカバーして準備してくれましたし。もう全員が気持ち1つになってると思います。
-球団最速の主催62試合目で観客動員200万人。ファンの存在は?
いや、もう非常に大きいですよ。今日も超満員の中でね、あれだけ最初から最後まで声援を送ってくれましたし。本当に一緒に戦ってるなという気持ちにさせてくれてますし、一緒に戦えてますし。苦しい時はファンの方も一緒に苦しい気持ちでね。でも、下を向かずに背中押してくれますしね。本当にもう一体感っていうのは出せた、出せてる横浜DeNAベイスターズだと思います。
-中川颯、坂本の投球は?
いや、もう本当にね、しんどい場面にね、出てきてくれましたけども、自分の役割ていうのをね。それも本当にみんながつないでいってくれたきっかけだと思います。
-中川颯のような変則投手がブルペンにいるのは?
大きいですよ。もうみんなが大きな存在でね、どんなところでも準備してくれてますよ。早い回から準備してて、投げなくてね、途中から行く場合もありますし。それでもしっかりと対応できるように準備してくれてます。
-佐野が11回にヒット
あの回、先頭でね。あれでまたベンチも、スタンドもね。球場全体ぐっと盛り上がりましたし、それでまたみんながつないでつないでっていうところでね。オースティンも粘りながら、追い込まれた後でも粘ってつないでつないでっていう勝利だと思いますね。そういう気持ちが勝ちにつながったのかなと思います。
-牧の言葉、勝ってうれしいけど反省するというムードを感じたが
そうですね、反省、今日もね、ありますから。そのあたりはしっかりと。コーチもそうですし、選手の方もね、勝ったから全てがオッケーっていう感じじゃない。もちろん、勝つためにね、やってるんですけど、ミスも今日もね、まだありますから、そのあたりもしっかりと次につながるようにしていきます。