5人組男性グループ、WILD BLUE(ワイルドブルー)でデビュー予定の山下幸輝(22)が30日、都内で行われた、主演映画「マンガ家、堀マモル」の初日舞台あいさつに登壇した。
台風の影響で雨が降る中、会場には多くの観客が集まった。歓声を浴びながら登場した山下は「お足元の悪い中ありがとうございます」と感謝。「僕のお父さんも今日の舞台あいさつに来る予定だったんですけど、台風の影響で来られなくなって。朝LINEしたら『もう映画見たよ』って。朝一で映画見てくれたみたいです」と笑顔を見せた。
山下は、俳優としてTBS系「アンチヒーロー」やフジテレビ系「ビリオン×スクール」などに出演。WILD BLUEのリーダーとして9月6日に歌手デビューすることが決まっており「俳優はもちろん続けながら。芸能の大谷(翔平)選手になれるよう、二刀流で頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
同作はシンガー・ソングライターseta(31)の原作を基にしたシナリオを榊原有佑監督、武桜子監督、野田麗未監督の3人で映画化。テーマ曲をsetaが、エンディングテーマは槇原敬之が担う。
山下演じる漫画家の堀マモルは、新人賞を獲得して以来スランプに陥ってしまう。突如現れた幽霊たちとの出会いを機に、マモルは自分の過去と向き合い始める。
山下は同役のオファーを受けた心境について「(同映画の)プロデューサーの方が、上京した当時に初めてお会いした優しい大人の方だったんです」とにっこり。「初めて会ったときに『いつか一緒に主演で映画やりたい』って言ってくれて、まさか現実になるとは。頑張ってきてよかったと、素直にうれしかったです」と話した。
また、自身の特技として「人の色と数字が見えるんですよ」と明かした。共演の桃果(24)をまじまじと見て「黄色で6。何か黄色と6のエピソードある? お願い」と懇願。桃果は「ひまわりが好きですね。黄色っぽいと言われることはあります。6は…ないです!」と首をひねり、笑いを誘った。