新潟記念でレース直前に放馬して競走除外となったライトバック(牝3、茶木)は、栗東トレセンで検査を受けて骨に異常なしと診断された。茶木太樹調教師(40)が3日に明らかにした。
「外傷と打撲です。検査をして骨は大丈夫でした。心の問題が心配ですね。しばらく厩舎に置いて、歩様が完全に治ったら放牧に出します」と説明した上で「すみませんでした」と頭を下げた。今後については現時点で白紙となっている。
1日の新潟記念では発走直前に係員が引っ張った際にハミがずれ、制御が利かなくなり暴走した。坂井騎手が飛び降りた後も外ラチを壊して走り続け、最後は厩舎地区で確保された。JRAからは「四肢挫創」で競走除外と発表されていた。坂井騎手は同日に自身のX(旧ツイッター)で「僕も大丈夫です」と報告している。