シンエンペラー(牡3、矢作)の3着という結果を受け、欧州の大手ブックメーカー各社は即座に反応した。

凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)へ向けた同馬の単勝前売りオッズが変動。「コーラル」「ラドブロークス」は17倍から9倍へ、「パディーパワー」は26倍から11倍へ、「ウィリアムヒル」は21倍から11倍へ、「bet365」は21倍から13倍へ評価を上昇させている。

「コーラル」と「ラドブロークス」のオッズは仏ダービー馬ルックドゥヴェガ、パリ大賞覇者ソシエに次ぐ3番人気の評価となった。フランスの3歳馬2頭はいずれも15日にパリロンシャン競馬場で行われるG2ニエル賞に出走予定。その結果次第ではさらにシンエンペラーの評価が上がる可能性もある。

矢作師はレース後、凱旋門賞へ向けた調整を問われ、「まずは無事を確認してからですが、中間に2本の追い切りを予定しています」と語っている。