英ヘンリー王子、帰国して英王室復帰の道探る? 英紙報じる 父との関係修復願い

ヘンリー王子(2023年8月撮影)

15日に40歳の誕生日を迎える英国のヘンリー王子(39)が、帰国して英王室に復帰する方法について、信頼できる元側近らに相談していると英デイリー・メール紙が報じた。

2020年に王室を離脱して妻メーガン妃(43)とともに米カリフォルニア州に移住した王子は、英国に戻って、より多くの時間を過ごし、確執が取りざたされる父チャールズ国王との関係を修復することを願っているという。

情報筋によると、王子は米国でのイメージ戦略の専門家からのアドバイスに不満を募らせ、旧友らにアドバイスを求めているという。「自分がやっていることは明らかにうまくいっていない」と焦りを募らせている王子は、何か違うことをする必要があると考えているという。そのため、ハリウッドのあらゆる広報担当者から距離を置き、旧友や仲間に助言を求めていると関係者は語っている。

同紙によると、「オペレーション・ブリング・ハリー・イン・フロム・ザ・コールド(ヘンリー王子を寒さから救う作戦)」と名付けられた帰国作戦に旧友たちが協力することを誓ったという。王子が連絡を取っている旧友の1人は、忠誠心と思慮深さで知られる昔ながらの信頼できる人物だという。友人の1人によると、この計画には王子が「非常に控えめな王室の公務」に復帰する可能性も含まれているという。

関係者によると、王子はひっそりと帰国して「控えめにありふれたイベント」に参加すれば、自分の力を証明して再び英国民を魅了できると信じているという。

移住から4年がたったヘンリー王子はホームシックで祖国を懐かしんでいると伝えられており、英国での拠点となる家を探していることも報じられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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