【吉田陽菜の言葉】ブラウニング先生との再会と同志社大1回生の両輪生活/全日本合宿

フィギュアスケートの全日本シニア合宿が6日、大阪・関空アイスアリーナで行われました。

昨季のグランプリ(GP)ファイナル銅メダリスト吉田陽菜(18=木下アカデミー)は、世界選手権4度の優勝を誇るカート・ブラウニング氏による特別レッスンに刺激を受けました。

壮大なテーマの新プログラムに挑む今季へ。思いを「吉田陽菜の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<全日本シニア合宿>◇6日◇大阪・関空アイスアリーナ

氷上練習する吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

氷上練習する吉田陽菜(撮影・竹本穂乃加)

-シニア合宿で得たものは

吉田 カート先生が今回は来てくださっているので、すごく楽しい雰囲気で楽しいレッスンではあるんですけど。滑る時に、自分の気持ちで、完璧に滑るのではなく、感じたまま出すように滑るというのを、楽しくレッスンしながら学べたかなと思います。

-SPとフリーの曲名やテーマは

吉田 ショートプログラムは「ダーククラウズ」という曲で、ブノワ・リショーさんに振り付けをしていただいて。テーマは、最初は一滴の水滴から始まって、それが川とかに流れていって、最後は壮大な海になるという、そういう物語です。フリーは、日本語だと「悩める地球人のSOS」みたいな曲で。振り付けはローリー・ニコルさん。テーマは、結構深い曲で、自分の人生だったりそういうものだったりについて考えるような歌詞なので。それをシーズン通して考えていきながら滑れたらなと思います。

-今季の目標は

吉田 今シーズンは、昨シーズンと変わらずどの試合も全力で出し切ることを目標に頑張っていって。昨シーズンのように、次の試合につながるような試合にしていけたらいいなと思います。

-カート先生はISUのアワード以来。どんな話をされましたか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。