【150秒の青春】帝京大Buffalos黄金時代到来の予感~圧勝で3連覇達成!

チアリーディングのジャパンカップ日本選手権は9月1日の最終日に各部門のディビジョン1決勝が行われ、大学部門は帝京大Buffalosが3連覇を達成した。8月初旬にクロアチアで開催された世界大学選手権も女子部門で総合優勝。黄金時代到来の予感を漂わせた。高校部門は箕面自由学園が5連覇した。

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ディビジョン1大学部門で3連覇を達成した帝京大Buffalos(撮影・浅見桂子)

ディビジョン1大学部門で3連覇を達成した帝京大Buffalos(撮影・浅見桂子)

会員ページに2位日体大、3位梅花女子大、4位環太平洋大の写真掲載!

自由演技競技ディビジョン1 大学の部 決勝成績


順位チーム決勝得点総得点
1帝京大A274.0412.0
2日体大253.5373.0
3梅花女子大246.5364.5

4位環太平洋大、5位日本文理大、6位関大、7位立命大、8位青学大、9位立教大、10位桜美林大、11位日本女子体育大、12位中京大

※総得点は決勝の得点に準決勝の50%を加算

華麗で力強い
圧巻の412点

2024年ジャパンカップの大トリとして、最後に登場したのがBuffalosだった。

マット中央で輪になり、手をつなぐ。互いに目を合わせ、顔を上げた。

場内に響く大歓声。両手を振って応える。

いよいよ始まる。

絶対女王の舞い、濃密な150秒が。

青マットに立つ16人にスポットライトが当たった。

音楽のスタートとともに中央が、そして両サイドのトップが宙を舞う。

高いトス。それだけでため息が漏れた。

Buffalosの高いトスと安定したキャッチは大観衆を魅了した(撮影・浅見桂子)

Buffalosの高いトスと安定したキャッチは大観衆を魅了した(撮影・浅見桂子)

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編集委員

益子浩一Koichi Mashiko

Ibaraki

茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。