6場所連続で決勝進出を決めている篠崎新純(39=千葉)だが、競走得点が50点を割るピンチもあった。獲得賞金で出場権を得られるG1が新設されて「稼がなきゃと思って、追加も断らず走ってました。その合間もしっかり練習していたら、三半規管がおかしくなって、めまいで倒れました」。4月伊東から5場所続けて決勝進出を外している時期がそれだろう。

その後は「体をコントロールしながら走るようになりましたね」と、現在の安定感につながっている。初日の予1・7Rも手ごわい当銘直美の動きを見ながら、確定板入りを目指す。