山下流心(31=広島)がレース足を生かして、今年初優出を果たした。準優11Rのイン戦はコンマ11のスタート。2コース酒見峻介に伸びられながらも先マイ。バックで突き放して1着をもぎ取った。

「酒見さんが伸びがいいことを考えれば、もう少し伸びを付けないといけなかった。先に回れて良かったです」と反省しながらも、実戦足はいいレベルだ。「出足、回り足はいいです」と納得の域に入っている。

F2の後は苦しんだ。「復帰して1カ月は乗れない感じだった」と振り返る。前節の宮島一般戦から、徐々に調子を取り戻してきた。

「乗れる感じがあるし、もう大丈夫だと思います」

優勝戦は2枠。出足のいい分、優勝する可能性を秘める足だ。