久門徹(48=飯塚)が優勝戦でもスタート一撃を狙う。準決勝戦A11Rでスタートを飛び出すと、1周目で一気に10メートル前の3番車の林弘明まで差し込み、2周3角で先頭に立つ速攻劇を披露した。
「ドドド(不整振動)が直り、いい感じです。フォーク周りの調整が利いた。ヘッド周りを調整してエンジンもいい。もう少しヘッド周りをやって、朝練で乗って考えます。あとは換えたタイヤも良かった。ただ3日目のも悪くないので考えてみます」。
4日目の1番時計だったように本来のスピードが戻り、優勝候補の一角にまで仕上げてきた。優勝戦でもスタートで素早く飛び出して、序盤で展開を作りたい。