レジスタFC(関東3位=埼玉)が、大会連覇へ前進した。

予選リーグ2試合で計7得点を挙げて無失点の快勝。決勝トーナメント(T)進出を視界にとらえた。ベガルタ仙台ジュニア(東北1位=宮城)、鹿島アントラーズつくばジュニア(関東2位=茨城)、名古屋グランパスU-12(東海2位=愛知)、FC ZERO(関西1位=大阪)は決勝T進出。残り4枠は今日4日午前の各グループ予選リーグ最終戦で決まり、同日午後は8強による決勝T1回戦が行われる。

 

レジスタが、大会史上2チーム目の連覇へ好発進した。予選リーグ初戦に続き、2試合目のサガン鳥栖U-12戦(九州1位=佐賀)でも無失点に抑えて2連勝。第3ピリオドに自陣ゴール前で相手シュートをスライデュングしながら防いだ鈴木盛弘主将は「チームで団結して、しっかり守備から試合を作ろうと話をしてきた。先輩たちに続いて優勝したい」と胸を張った。 関東大会では準決勝で3失点し、タイトルを逃した。悔しさを胸に守備力に磨きをかけたことが、攻撃面にも好影響した。高い位置でボールを奪い、西山颯真(6年)を中心とするサイド攻撃を展開。第1Pの前野優斗(6年)の先制ゴールを皮切りに、第2P以降も追加点を挙げた。

目標は、09~11年に3連覇した川崎フロンターレU-12以来、大会史上2チームの連覇達成。中城勉監督は「昨年は軸となる選手がいたが、今年は1人1人にチャンスがある。子供たちがやり切ったと思えるよう、この大会で成長してほしい」と期待を寄せた。

 

<試合結果>

Aグループ

サガン鳥栖2-1センアーノ神戸、レジスタFC3-0MFC.VOICE、レジスタFC4-0サガン鳥栖、センアーノ神戸5-0MFC.VOICE

Bグループ

ベガルタ仙台2-0FeliazzurroFC、鹿島アントラーズつくば3-1ツエーゲン金沢、ベガルタ仙台2-1ツエーゲン金沢、鹿島アントラーズつくば3-0FeliazzurroFC

Cグループ

FC ZERO6-0バンディッツいわき、名古屋グランパス5-0徳島ヴォルティス、FC ZERO13-0徳島ヴォルティス、名古屋グランパス3-2バンディッツいわき

Dグループ

レノファ山口FC2-0別府フットボーツクラブミネルバ、川崎フロンターレ7-0北海道コンサドーレ札幌RED、北海道コンサドーレ札幌RED2-1レノファ山口FC、川崎フロンターレ3-0別府フットボーツクラブミネルバ