B・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラー(34)が、同クラブ最多出場の記録を樹立した。フライブルク戦の後半14分に出場し、同クラブ公式戦出場記録の710試合出場を果たした。伝説的なGKゼップ・マイヤーの記録を更新した。

ミュラーは後半33分にはチーム2点目を記録し、自らの大記録を祝う得点も記録した。

マイヤーは60年~70年代のドイツを代表するGKで、西ドイツ代表として、74年W杯西ドイツ大会で全7試合に出場し、チームの優勝に貢献した守護神。ドイツ代表として95試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)では73-74シーズンからB・ミュンヘンの3連覇に貢献。75年バロンドールではGKとして5位に入るほど、ドイツでは伝説GKとして評されている。

ミュラーの710試合出場は、その伝説的な人物を抜いた記録となった。