海外で長く働いていると、母国や母国にいる家族、友人などを思い出し心寂しくなる時があります。
日本で働いていても同じですが、やはり人恋しくなる時があります。
そんな時は、自分の力で心の癒しホルモンである【オキシトシン】を分泌してみましょう。
心の癒しホルモン【オキシトシン】が不足するとどうなるの?
「愛情ホルモン」や「ハッピーホルモン」ともいわれるオキシトシンですが、不足するとストレスや孤独感を普段以上に感じることになります。
ある研究では、「オキシトシンの分泌をブロックしたマウス」と「オキシトシンを注入したマウス」を比較したところ、前者には暴れ回ったり下痢をしたりといったストレス過多の症状が見られた一方、後者には目立ったストレス反応がなかったそうです。
つまり、オキシトシンがストレスホルモンの分泌を抑制する働きを示したといえます。
オキシトシンとは?
実はこのオキシトシンは出産のため、子宮収縮(陣痛)や分娩促進の際にも多く分泌されるといわれており、医療的にも使用されているのです。
オキシトシンは単独で機能を果たすのではなく、他のホルモンと一緒に分泌されることで、ポジティブな感情を持つことができます
ドーパミンとセロトニン、そしてオキシトシンの3つの「ハッピーホルモン」がストレスや不安を軽減させ、深い愛情と幸せを感じるように働きかける役割を持っています。
オキシトシンが増えるとどうなるの?
オキシトシンが分泌されると副交感神経が活発になり、自律神経が整うといわれています。
副交感神経が優位になると血管が緩んで血圧が低下し、心身もリラックスした穏やかな状態になるので、気分が落ちつき不安な気持ちが和らぐのでしょう。
オキシトシンが増えすぎたときの弊害
オキシトシンの分泌が増えるに従い、他人への信頼感情が高まり、人にだまされやすくなります。
これは、親しい人のことを疑えなくなるからです。
そして、もしオキシトシンによって強まった絆が、外部から乱されそうになったらどうなるでしょう?
その「部外者」を攻撃し、排除したいという心理が生まれます。
例えば、浮気相手に対して「私たちの関係性を壊さないで」や、
わが子の教育に対して、愛するがあまり学校に過度なクレームをするモンスターペアレント、
ナショナリストと言われる愛国主義者などなど
いずれも対象を大切に愛するがゆえに他社の利益を考慮できなくなっています。
心の安定を図るには?
「自分はなんて馬鹿なんだろう」と自己否定するのではなく
「○○、大丈夫?」と声をかけてみてください。(○○は自分の名前)
人を励ました経験がないなら、いつか(未来)のためにまず自分を励まし、経験を積んでください。
また愛する人や、可愛いペットとの触れ合いや、暖かいブランケットに包まれたり、心地良いぬくもりを感じることでホルモンの分泌を促すことができます。
つまり「自分が気持ちよい」と感じることを実行すればオキシトシンが分泌されるんです。
自分の力で増やすことができるので試してみてください。
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