BATTLAX FUN & RIDE MEETING 2018 鈴鹿ツインサーキット
行ってまいりました。日時は2018年4月14日(土)、ブリヂストン主催のBATTLAX FUN & RIDE MEETING 2018。開催場所は三重県の鈴鹿ツインサーキット(鈴鹿サーキットではないです)。自分は2輪のサーキット走行と言えば、20歳前後でのミニバイク(NSR50やNS50Fなどなど)での経験のみで、大排気量(といっても250ccですけど)でサーキットを走った事は皆無。過去ブログにもあるように4輪でのサーキット走行は何度かあり、それなりに自信もあるのですが、バイクはヘタしたら転倒するというリスクもあり、以前から結構躊躇していました。
しかし周りの友人からは「行こうぜ」と言われ、申し込み時は正直気乗りしてませんでした(笑)。転倒したらどうするんよ・・みたいな完全なヘタレ状態。そして日程が迫ってきたところで開催日の雨予報。正直前払いの費用は捨ててもいいし行きたくないと思ってましたが(笑)、なんとか天候は持ちそうな感じになってきたので、気合で当日を迎えたような状況でした。どうなることやら・・・
朝7時半に集合し、いざ鈴鹿方面へ。メンバーの一人が給油。自分は現地まで持ちそうだったので給油せず走りましたが、現地着目前でもGSが全く見つからずサーキットゲートまで来てしまう始末。仕方ないのでそこで引き返してGS検索し(最寄りでも8kmくらい離れてました・・)そこまで行って給油してから再度ゲートへ。無事到着しました。
この時点で10時頃。天候は今にも降り出しそうな天候。時折パラパラと降っては止み、そして少しきつく降り出したりと予断を許せない展開(笑)。
まずはバイクを止めて受付。そこでお弁当チケット、スポーツドリンクチケットを受け取って待機。コース上では4輪走行枠だったのか、軽自動車やFCや86など乗用車がスポーツ走行を行っています。
個人的にはこっちの方が面白そう・・と思いつつ(笑)。
余談はさておき、まずはバイクのテーピング。保安部品関連を養生テープでカバーし転倒時に破片が拡散しないようにします。お世話になりたくないです・・。
それらが終わったら車検。自分のマフラーは結構大きいのでどうなるかなと思ってましたが特にチェックされることなくパス。一安心。
車検が終わったら走行(13時)までの間はトークショーや昼食タイムとのことで、お弁当・お茶・ゼリーを受け取りテント内へ。まず青木宣篤選手を始め、前田恵助選手、関口太郎選手、戸田隆氏、井形とも氏、そしてお馴染みブリヂストン山田氏などの豪華ゲスト陣の挨拶から始まり、このイベントの豪華さを実感する。
その後は青木選手や前田選手などのトークショー。頂いたお弁当を食べながら皆でトークショーを聞き入ります。前田選手は2016年全日本ST600クラスでチャンピオンを獲得し、今年からJSB1000クラスに参戦する20歳。人前で話すのは緊張するような感じでしたが(笑)、垣間見える負けん気の強さが良い感じの好青年で応援したくなりました(笑)。
その後のプレゼントコーナーで全ゲストのサイン入りBSキャップ(友人が当てて羨ましかった)、そして前田選手サイン入りポスターとステッカーも外れてしまいましたが、ヤマハ所属の前田選手ということでヤマハ車に乗っていればプレゼントしますということで、サイン入りポスターもゲット。更に応援したくなりました(笑)
そんなこんなで走行時間も迫ってきましたので走行準備。
前日バイクにガラスコーティングしていった影響か、養生テープが全然張り付かず、何度も貼り直しをするはめに。最後には走行中どっかに吹っ飛んでしまいました・・
自分の参加する初級・中級コースは、Aクラス(慣れてる人向け)とBクラス(慣れてない人向け)と分かれていて、自分は勿論Bクラスへ。Aクラスの走行が先に始まったのでピットから見てましたが、みんな強烈に速い。というかストレートで200km/h以上余裕みたいな感じだったのでビビります(笑)。前田選手が乗ってたR1の速さは別格で恐ろしさすら覚えました(汗)。
その後Bクラススタート前という事で準備。周りには250cc乗りもそれなりに居てたので少し安心(笑)。走行枠はAクラスBクラスとも、20分の3本で計60分走行出来ます。1本目はとにかくコースを覚えることと調子乗ってこけないこと(笑)、これが最優先と肝に銘じコースイン。2周追い抜き禁止のウォームアップを入れてから全車フリーに走行開始。
ストレートはSS車に乗ってる方も多く、あっという間に消えていきます(笑)。まあそんなことよりもとにかく楽しもうと走行。Bクラスでは青木選手がコースインされていて、途中でピットアウトされてきたところで自分が後ろに。すぐ譲られてコースを走るも後方で青木選手の気配を感じ(笑)、びびりながら最終コーナーを立ち上がったところで、GSX-R1000Rを軽々ウイリーさせながら消えていかれました(笑)。こっちもフル加速してるんですが、あっという間に点です(笑)
1本走り終わってピットイン。やばい、体がガタガタ。力が入り過ぎてるんだろうけどとにかくしんどい(笑)。あと2本も走れるのか?と思いつつ、走行自体はたまらなく楽しく、これは参加してよかったとかなり実感。タイヤも良い感じで溶けてきてます!
そして1本目と3本目走行の終わりにレクチャータイムがあるとのことでテント集合。そこで青木選手による講習が始まります。といっても難しい内容ではなく、どちらかというとこちらの疑問に答えてくれるような時間で、かなりタメになる話を沢山聞けました。面白かったのはこのレクチャータイムが終わり青木選手が退席する直前、自分らのテーブルで「motoGPみたいに脚出してコーナリングするのはどうしたらいいんですか?って聞いてみたらよかったのに」みたいな冗談を言ってたのですが、それが聞こえてたみたいで、退席されたあと暫くしたら戻ってこられて、青木選手から「足の出し方ですか?(笑)」って声をかけてきて下さってビックリしました。
自分的には全日本を走られてた時から知ってますし(カップヌードルホンダと言えば有名でしたよね)、その後WGP250ccに行って開幕戦で原田選手が、2戦目のマレーシアGP(だったはず)で青木選手が優勝と、テレビの前で燃えてた記憶が蘇りました。その方が今目の前にいると思うとなかなか感動でした(笑)。
そうこうして3本の走行も終わり、自分も含めて友人達も無事転倒も無く終了。最後のレクチャータイムでも青木選手が面白い話を沢山聞かせてくれて、これにて終了!という時に声をかけて全員で記念写真を撮ってもらいました。めっちゃ良い記念になりました!
天気も下り坂で何時雨が降ってもおかしくない感じでしたが、何時も鈴鹿方面に行ったら必ず寄る王将があるので、そこに向かいます。何時もの焼肉定食ライス大を頼み疲れを癒します(笑)
食いながらアメダスレーダーをスマホで見るも、西から雨雲がガンガン迫ってきててもう逃げ場はありませんでした(笑)。そうこうしてるうちに王将界隈も雨が。
覚悟を決めてレインウェア装着し、新名神経由で帰還。バイク用レインウェアをこの走行会直前に購入しましたが(ネットでかなり評判の良かったワークマンのバイカーズというレインウェア)、183cm、72kgの自分の身長・体重でもかなりデカいかなと思える3Lサイズだとバンクセンサーやひざカップが付いている膝部分がギリギリ通るくらいでやばかったです・・。今から思えばバンクセンサーは取り外した方がもっと楽だったかもしれません。
でも流石評判が良いだけあってかなり良いレインウェアでした。新名神をまあまあかっ飛ばしてましたが雨の浸水はほぼ皆無。到着後にレインウェアを脱いだら完全ドライな衣服でした!
面倒くさかったですが戻ってすぐにバイクを拭き拭きしピカピカに仕上げておきました(笑)
ということで1日が終了。
バトラックス走行会、毎年関西圏でやってるのかは分かりませんが、毎年参加したい!と思えるイベントでした。車検終了後タイヤ空気圧チェックもやってくれるサービスもあってそこで色々タイヤの空気圧に関する知識を教えてくれましたし、20分×3本走れて自分的には体力的にも(笑)十分すぎる内容ですし、講師陣も超豪華、そしてお弁当も豪華で美味しかったですし、文句なしな内容でした。
バイク走行会というとガチ勢が大量に集まって殺伐としたヤバイ雰囲気のなかビビりながら走らないといけないというイメージがありましたが(笑)、この走行会はそんな雰囲気はなく、自分のレベルにもピッタリな印象でかなり楽しいイベントだったと思います。
また来年も行きたい!と思える素晴らしい走行会だったと思います!