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KIZUNA  もう少し 生きてみます。

障害2級 重度のうつ病日記 長男と家族の闘病余命宣告

生きているのが辛い ぼくのうつ病日記128

2023年10月19日

ボクは現実から逃れるために、日記を書くことにした。

今日も朝から、重い空気が胸を圧迫している。

 

 

目覚めたときから、心には暗い雲が覆っていた。

なぜこんなにも生きることが辛いのか、理由が見当もつかない。

 

 

ただ、その辛さが私を支配し、ボクの心を縛り付けている。

一日中、ボクは虚しさと孤独感に苛まれていた。

 

 

人々が話す声や笑い声が、ますます私の心を痛めつけるように感じられた。

周りの明るい雰囲気とは対照的に、ボクの心はどんどん暗闇に閉じ込められていくようだ。

 

 

それでも、ボクは他の人にはそれがわからないように振る舞う。

ボクの心の闇を見せることは、ますますボクを孤立させるだけだろうから。

何もする気力が湧かない。

 

 

日常の簡単なことさえ、山を越えるように感じられる。

何かを楽しむことも、希望を感じることもできない。

 

 

その代わり、ボクはただ自分の心の中に閉じこもって、それが私の現実になっている。

時間がどれだけ経過したかもわからない。

 

 

太陽が沈むころになって、少しの安らぎを感じた。

夜になっても、私の心は沈黙に包まれている。

 

 

孤独感がますます私を窒息させるようだ。

ボクは何度も、なぜ生きているのか、この苦しみから逃れる方法はないのかと考えた。

 

 

しかし、それらの問いには答えが見つからない。

ボクの心はただ、苦しみに満ちているだけだ。

 

 

日記を書きながら、少し心が軽くなったような気がする。

少しでも自分の気持ちを整理し、外に出してみようと思う。

 

 

だが、明日がどんな日になるのか、どれだけ辛いことが待ち受けているのか、ボクには全く見通せない。

 

 

けれども、この苦しみがいつか終わることを、どこかで願っている。

 

 

 

 

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