2009-01-01から1年間の記事一覧
今年も終わる。個人的な環境の変化は今年もほぼゼロだったけど、、、まあ、色々あって楽しい一年だった。 仲間とも良く飲んだし、、、その分、、、腹が出て来たような気もするが、、、。ま、いいでしょう。 本も結構読んだ。2009年に読んだ本のカテゴリーで…
ブログを書くのは1ヶ月ぶりだ。結構、忙しい日々をおくっていたので、まあ、仕方なしだ。 10月末から今日まで、色々ありましたなぁ。2度の旅行、1度の出張、仕事での追い込み、、、そして、忘年会シーズンに突入。。。また、腹が出て参りました~! それと、…
虎の城(著:火坂雅志/祥伝社文庫)を読んだ! 著者自身で書いたあとがきがある。『藤堂高虎は、誤解に満ちた人物である。生涯のうちに何度も主君を替え、最後は豊臣家から徳川家へ鞍替えしたあざやかすぎる転身ぶりから、「風見鶏」あるいは「裏切り者」と…
富士山(著:田口ランディ/文春文庫)を読んだ! 久々に田口ランディの本を読んだ。最初の本は、確か、、、コンセントだったかな。あまりの表現のリアルさグロさに、本屋で釘付けになった記憶がある(立ち読みかよ。。。) この本は、短編小説だ。4つの小説…
壮心の夢(著:火坂雅志/徳間文庫)を読んだ! この作者は、現在、NHK大河ドラマ「天地人」の原作者であり、本については、前にこのブログで触れた事がある。その時、この作者の緻密な調査力と文章の巧みさが上手だな。と思ってたので、この本を見つけて…
チームバチスタの栄光(著:海堂尊/宝島社文庫)を読んだ! またしても、今更シリーズなんだけど、、、これはちゃんと理由があります。その理由は、、、上下巻に分かれているのが納得いかなかったから。上巻が476円、下巻も476円、どちらも税別だ。ト…
島津奔る(著:池宮彰一郎/新潮文庫)を読んだ! 初めて読んだ池宮作品が、この名作であった事を、僕はあの中古本屋に感謝せねばなるまいな。もう6年前になるのかな。絶版だとか、回収だとか、もう読めなくなるとか、、、エゲツナイ本屋のキャッチコピーに…
ちょっとピンボケ(著:ロバート・キャパ/川添浩史・井上清一訳/文春文庫)を読んだ! この本を、初めて読んだのは確か小学生の時だったと思う。父親の書斎で色々な本を物色するのが好きになった頃だから、多分、小学校高学年の頃だったはずだ。きっかけは何…
雨天炎天(著:村上春樹/新潮文庫)を読んだ! 「羊三部作」から始まり、「ダンスダンスダンス」、「ねじまき鳥」と立て続きに読んでみた。面白いかと言われれば、面白い。でも、どこが?って聞かれると、ちょっと困る。だって、どうして面白いのか、正直、…
辺境・近境(著:村上春樹/新潮文庫)を読んだ! きっかけは前回の「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ時に、ノモンハンの記述があったからだ。その時に、あ~そういえば紀行本があったなぁ、と思い出したわけだ。 辺境・近境 Amazon Kindle 楽天 ヤフー この…
ねじまき鳥クロニクル(著:村上春樹/新潮社)を読んだ。 この本を読むのは2回目だ。大学生の頃、暇で暇でしょうがなかった時に古本屋で買った記憶がある。確か、、、本屋でちょっと立ち読みして、その内容が気になって、気になって、、、でもハードカバー…
ブレイブ・ストーリー(著:宮部みゆき/角川文庫)を読んだ!宮部みゆきと言う作家は前から知ってはいたのですが、この人の歴史小説をちょっと立ち読みした時に、結構文章が自分に合うことが判り、古本屋で探したら偶々この本がセット売りされていたので買っ…
人間の土地(著:サン=テグジュペリ/訳:堀口大學)を読んだ! 前回の星の王子さまに引き続いて、テグジュペリの本を読んでみた。久々にほのぼのとした本が良かったし、何よりも、人間の土地の表紙の絵に惹かれたからだ。知っている人は、知っているだろう…
星の王子さま(著:サン=テグジュペリ/訳:河野万里子/新潮文庫)を読んだ! 自分でも最近の本の選び方はさっぱりわからん。ただ、読みたくなったから読んだとしか言いようがない。正確に言えば、ブックオフで本を物色していたら、珍しい装丁をされた薄っぺ…
前にも書いたけど、私はアントラーズとジャイアンツのファンっす! 今年はどちらも好調で、そしてどちらもほぼ昨年に予言したとおりに順調に勝ち星を積み重ねている。ジャイアンツは若手を上手に活かし、鍛え、戦力としているし、アントラーズは昨年以上のフ…
遠い太鼓(著:村上春樹/講談社)を読んだ! 最近、村上春樹の本を立て続きに読んだのも、この本を読みたくなったからだった。多分、自分の好きな本を幾つか上げろと言われたら、この本は絶対に含まれる。(一冊だけ選べと言うのは無茶な注文です) この本を…
絶海にあらず(著:北方謙三/中公文庫)を読んだ。 お得意の歴史物に帰ってきました!3連発で村上龍を読み通したので、胃がもたれてしまって、、、やっぱり、肌に合う歴史物がオイラにはイイらしい。 さて、この絶海にあらずであるが、北方謙三が好んで書い…
KYOKO(著:村上龍/集英社文庫又は幻冬舎)を読んだ! トパーズ、ラブ&ポップと立て続けに読んで、いささか胃がどんよりとしていたのだけど、ここまで来たら一気に同系列の本を読み切る・・・ ショック療法しかないと思い読んでみました。 その結果は、、、
ラブ&ポップ-トパーズ2-(著:村上龍/幻冬舎)を読んだ! 前回の記事で、なんで今更なのかは書いたので、ここでは書かない! さて、トパーズの続編ということなので、前作のトパーズが今ひとつの評価だった私としては、イマイチ「気がのらないなぁ」と思っ…
トパーズ(著:村上龍/角川文庫)を読んだ! 本当にいまさらの本なんだけど、、、。ブックオフで、トパーズ、ラブ&ポップ、KYOKOの3冊が50円だったし、今まで読んだことも無かったし。。。 村上龍は、私の中では賛否両論のある作家です。めちゃくち…
ダンス・ダンス・ダンス(著:村上春樹/講談社)を読んだ! 羊三部作を読んで、ブログを書いたんだから、完結編というこの本も書くべく、改めて読み返してみた。読み終わった後の印象は、「あれ、面白いぞ。こんな面白く読めたかなぁ?」だった。昔、昔に読…
羊を巡る冒険(著:村上春樹/講談社)を読んだ。 羊ばなしの三部作終焉だ。正直なところ、私にはこの三部作だけを読んでいたら、きっと、村上春樹の本には没頭しなかったと思う。今回、改めて読み直してみて、やっぱり、自分の考え方や価値観にはしっくりと…
1973年のピンボール(講談社文庫/著:村上春樹)を読んだ! 前回の「風の歌を聴け」に続いて今回も村上作品。・・・別に、新作が出たから書いているのではなくて、今年の4月頃、ふと思い立って村上作品を読み直し始めたので、それを書いておこうと思ってる…
「風の歌を聴け」(講談社文庫:村上春樹)を読んだ。高校生の時、初めて村上春樹を読んだ。ちょーエロイぞっ!と友達に薦められて読んだ。もう20年も前になる。あの時は、気持ち悪くなって、吐いた気がする。16の僕にはとても理解し難い世界だった気がする。…
前回のスカイクロラに引き続いて、今回も今更なんですが。。。 ようやくおくりびとを観た。今まで観れなかった理由があるにあって、その理由の所為でかなり泣いてしまった。その理由は、いつか書ければいいや。今はあんまり書けないから。 映画の評価は専門…
スカイクロラを観た!今更なんだけどね。。。丁度、TSUTAYAの更新でさ、一本フリーだったので、借りてみたのだ。 鑑賞終わっての最初の印象は、映画館で観たかった。映画が素晴らしいと言うより、映像が凄く綺麗で、これはやっぱり大画面で観ないと良さが出…
「赤い長靴」(江國香織著:文春文庫)を読んだ!江國さんの本は殆ど読んでると思う。彼女の本が好きだと言うと、時々妙な反応をされるが、私が男だからなのか???初めて江國さんの本を読んだのはもう15年以上前、浪人生の時だったかな???有名な本だけ…
半島を出よ(幻冬舎:村上龍著)を長編小説読んだ。村上作品は良く読む。どちらかと言えば春樹本の方が多いのだけれど、龍本もジャンルによっては好きだ。 さて、どんな本だったか粗筋を書かなきゃ、日記の意味が無いんだけれども。。。難しいだよね、これ。
天地人(著:火坂雅志/日本放送出版協会)を読んだ! 歴史好きの私としては、流行っている物は尚更読んでおこうと思い。手を出してみた。面白い。面白いし、読みやすい。ただ、先日の『のぼうの城』のような、初めての新鮮さは今一つだったなぁ。ちょっと、…
のぼうの城(著者:和田竜/小学館)を読んだ。 面白い!多分、歴史にあまり興味が無い。または知らない人でも苦も無く読めると思う。主人公や舞台となる成田家や忍城を知っているかどうかは重要じゃないし、戦国時代の人物をどれだけ知っているかも重要では…