カープ聖地、ファン清掃 旧広島市民球場スタンド
更新 sty1806080015 2008年までプロ野球広島カープの本拠地だった広島市中区の旧広島市民球場跡地で8日、一部が残されているライトスタンドを市職員や有志のファンが清掃した。スタンドは球場解体後もファンが見学に訪れる「聖地」となっているが、立ち入りはできず雑草が茂っていた。
旧市民球場はマツダスタジアムへの本拠地移転に伴い、約700平方メートル分のライトスタンドを残して解体された。跡地は更地のままで、最終的な利用方針は現在も決まっていない。
午後1時すぎ、集まったファンら約35人はフェンスに囲まれたスタンドに入り、茂った雑草などを刈り取っていった。清掃には呼び掛けに応じた阪神、ヤクルト両球団のファンも参加。互いに思い出のある球場をきれいにした。