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横浜FMのACL2戦目は手痛い敗戦…攻め手に欠いて全北現代の守備崩せず

2022.04.20

全北現代の邦本宜裕(左)と横浜FMの喜田拓也 [写真]=AFC

 AFCチャンピオンズリーグ・グループH第2節が19日に行われ、横浜F・マリノス(日本)と全北現代モータース(韓国)が対戦した。

 H組はベトナムで集中開催されている。横浜FMは初戦で地元ベトナムの雄ホアンアイン・ザライと対戦し、完全アウェイの雰囲気に苦しみながらも2-1で勝ち切った。一方、全北現代はシドニーFCから得点を奪うことができず、0-0のスコアレスドローに終わった。ともに中2日。横浜FMは前節からスタメンを7名入れ替えた一方、全北現代は5名を入れ替え、MF邦本宜裕らが先発に名を連ねた。

 試合は横浜FMがボールを握る展開となるものの、全北現代のブロックを崩せずに攻めあぐねる時間が続く。すると29分、パスミスからカウンターを受けると、松原健がペナルティエリア左でキム・ジンスを倒してPKを与えてしまう。PKキッカーを務めた全北現代のスタニスラフ・イルチェンコが左下を狙うと、GK高丘陽平はコースを読んでボールに触ったものの、止め切ることはできずにボールはゴールに吸い込まれた。

 追いかける展開となった横浜FMは、42分に絶好機を迎える。水沼宏太のクロスをペナルティエリア内の西村拓真が頭で折り返し、ゴール前に飛び込んだ岩田智輝が合わせるが、シュートは相手GKイ・ボムスのファインセーブに阻まれた。さらにこぼれ球をエウベルが押し込もうとしたが、これも相手DFのブロックに阻まれる。横浜FMは1点のビハインドで折り返した。

 後半に入っても精彩を欠く横浜FMは選手交代で攻撃の活性化を図る。しかし、お互いに疲労の色が濃くなるなか全北現代にゴール前を固められると、相手GKイ・ボムスを脅かせるようなシュートを放つことはできない。一方の全北現代は75分に決定機。中盤でのボール奪取からカウンターに持ち込み、イルチェンコがGK高丘との一対一を迎えるが、シュートは枠を外れる。

 試合はこのまま終了し、最後までゴールの遠かった横浜FMは、グループ最大のライバルに0-1で敗れた。横浜FMは1勝1敗、全北現代は1勝1分となった。

 次節は22日に行われ、横浜FMはシドニーFC、全北現代はホアンアイン・ザライと対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 0-1 全北現代モータース

【得点者】
0-1 31分 スタニスラフ・イルチェンコ(全北現代

【スターティングメンバー】
横浜FM(4-2-1-3)
高丘陽平松原健(46分 小池裕太)、實藤友紀角田涼太朗小池龍太岩田智輝(78分 藤田譲瑠チマ)、喜田拓也(62分 渡辺皓太);西村拓真水沼宏太(62分 樺山諒乃介)、アンデルソン・ロペス(62分 マルコス・ジュニオール)、エウベル

By サッカーキング編集部

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