ジュビロ磐田は30日、J1昇格プレーオフの準決勝でモンテディオ山形と対戦し、1-2で破れた。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム、山形がCKのチャンスを獲得する。すると、ゴール前に上がっていたGK山岸範宏がヘディングで決勝ゴールを叩き込み逆転。この結果、「1年でのJ1復帰」という目標を掲げていた磐田は、来季もJ2で戦うことが決定した。
DF藤田義明は、「最後のワンプレーまでは自分たちの思い通りだった」と試合を振り返ると、「もちろん2点目を取りにいくっていう自分たちのスタイルは崩さず、追加点を狙いにいっていた。残りの10分、5分のところで、しっかり相手陣地に入って抑える、ボールを保持するっていうことは狙い通りだった」と語り、痛恨の失点場面を悔やんだ。
さらに「『1年で上がる』という目標でやってきたので、それを達成できなかったのは残念です」とコメント。藤田は、「今季はここぞという試合に全部負けているので、そういうところも含めて、上がるために必要なもの全てが足りなかったんだと思います」と、シーズンを通して勝負強さが欠けていたと語った。