大宮への完全移籍が決まったGK塩田仁史 [写真]=Getty Images
FC東京所属のGK塩田仁史が、大宮アルディージャへ完全移籍で加入することが決まった。30日に両クラブが発表した。
塩田は1981年生まれの33歳。茨城県出身で、流通経済大学から2004年にFC東京へ加入した。以降は同クラブ一筋で、11シーズンに渡ってプレー。今シーズンはJ1で2試合、ヤマザキナビスコカップで6試合に出場した。キャリア通算ではJ1で67試合、J2で18試合、ヤマザキナビスコカップで45試合出場、天皇杯で21試合、そしてAFCチャンピオンズリーグで3試合に出場している。
移籍にあたり、塩田は所属元のFC東京に対して以下のようにコメントしている。
「このたび、FC東京から大宮アルディージャへ移籍することになりました。22歳で東京に加入し、11年間プロ選手として塩田仁史をサポート、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。思い起こせば、たくさんの思い出があり過ぎて何を言っていいのか、言葉が見つかりません」
「この11年間、ナビスコ優勝から始まったFC東京でのプロサッカー人生、良い時も悪い時も、嬉しい時も悲しい時も、皆さんと分かち合い歩んで来られた事は自分にとって人生の大きな財産で、感謝の言葉しかありません。今後チームを離れますが、FC東京はもっともっと強く愛されるクラブとして大きくなっていく事と思います。ぜひ、今後もFC東京を応援し愛して下さい。自分も陰ながら応援しています。そして、最後に自分も新たなサッカー人生、全力で頑張りたいと思います。本当に11年間ありがとうございました」
また移籍先の大宮に対しては、同クラブの公式HPで以下のようにコメントした。
「この度、大宮アルディージャに加入する事になりました塩田仁史です。1日も早くチームに溶け込み、ファン・サポーターの皆さんに認められるよう努力していきたいと思います。そして、何よりもJ2優勝、強くなってJ1に復帰出来るよう頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」