練習試合でシュートを放つ前田遼一
FC東京は30日、沖縄国頭キャンプ最終日にJ3のFC琉球と練習試合(45分×3本)を行い、2-1で勝利した。
試合は、1本目に東慶悟のゴールで先制。2本目の28分に琉球FW中山悟志に同点弾を許したが、同35分に途中出場の三田啓貴のゴールで勝ち越した。軽度のけがの大事を取って欠場した平山相太と野澤英之を除く全選手が出場し、上々の合宿締めくくりとなった。
スタメンは下記のとおり。
▽GK権田修一、DF徳永悠平、吉本一謙、丸山祐市、太田宏介、MF高橋秀人、東慶悟、米本拓司、FW河野広貴、前田遼一、中島翔哉
新加入の前田が前線の起点となった。ゴールこそならなかったが、1本目20分に徳永の右クロスのこぼれ球を左足シュートに持ち込むなど、存在感を見せた。2本目24分に交代するまで精力的に前線でボールを引き出す動きを続けた。
試合後、前田は連係面について「徐々に良くなっていくと思う。順調にきていると思います」と手応えを語った。「まずは結果を出すことが大事。チームを勝たせるために自分自身を良くしていかないと」と開幕戦までの準備期間でのギアチェンジを誓った。