FC東京移籍が発表された秋元陽太(左)と駒野友一(右) [写真]=Getty Images
FC東京は30日、ジュビロ磐田からDF駒野友一が、湘南ベルマーレからGK秋元陽太がそれぞれ完全移籍で加入することを発表した。
移籍に際して駒野と秋元の両選手はクラブを通じて以下のようにコメントしている。
駒野友一
「このたび、FC東京に加入させていただきます、駒野友一です。城福監督のもと、さらなる高みを目指すため、FC東京に移籍を決めました。サポーターのみなさんに認めていただけるように頑張ります。これからよろしくお願いします」
秋元陽太
「湘南ベルマーレから加入することになりました、秋元陽太です。チームに新たな影響をもたらすことができるように全力でプレーし、FC東京の勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」
また、移籍元に向けても、それぞれクラブを通じて以下のようにコメントしている。
駒野友一
「8年間、ジュビロ磐田の駒野友一を応援していただき、ありがとうございました。嬉しい時も辛い時もジュビロサポーターの皆さんに支えて頂きました。サポーターの皆さんの声援のおかげで、ジュビロ磐田で歩んでこられました。そして、ジュビロ磐田スタッフの方々には、大変お世話になりました。言い尽くせないほどの感謝があります。今回の決断、自分の中でもたくさんの葛藤がありましたが、更なる自分の成長を考え、わがままを通させて頂くことを選ばせて頂きました。8年間、ジュビロ磐田のユニホームを着て、ヤマハスタジアムで試合できたことを誇りに思います。これからもジュビロ磐田は自分にとって、特別なチームです。ありがとうございました」
秋元陽太
「この度、FC東京へ移籍することになりました。決断に至るまで、これまでの人生で一番というくらい悩みましたが、最後は自分自身で決断をしました。この2年間、チームとしてはJ1昇格、そしてJ1で8位という結果を得られたこと、また個人としても自分が成長したことを実感し、初めて人にもそう言えるくらいの自信をつけることができました。また、サッカーの面においてはもちろんのこと、練習に対する意欲や準備、そしてチームメイトから日々様々なことを学びいい刺激を受け多くのことを得た2年間でした。サポーターの皆さんには、2年間、本当に温かいご声援をいただきありがとうございました。皆さんの声援があったからこそ、苦しい時も乗り越えることができました。試合が終わった後に皆さんが掛けてくれる言葉が自分自身の大きなモチベーションになっていました。本当にありがとうございました」
現在34歳の駒野はサンフレッチェ広島の下部組織出身で、2000年にプロ契約を結んだ。2001年から主力に定着すると、2007年まで8シーズンにわたってプレーした。2008年に広島のJ2降格を受けて磐田へ完全移籍。2015シーズンは明治安田生命J2リーグ戦で29試合に出場して1ゴールを挙げていた。
一方、現在28歳の秋元は横浜F・マリノスの下部組織出身で、2006年にトップチームへ昇格した。しかし、出場機会に恵まれず、2012年に愛媛FCへ移籍。2シーズン主力として活躍した後、2014年から湘南に加わっていた。2015シーズンは明治安田生命J1リーグで34試合に出場した。
By サッカーキング編集部
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